バイナリーオプション2時間判定の攻略法【国内バイナリーの勝ち方】
バイナリーオプションと聞くと、10分以内の短期的な取引を連想する方が多いです。
しかし、国内で運営されているバイナリーオプション業者では、2時間の長期判定を提供している会社があります。
本記事では、バイナリーオプションの2時間判定攻略法について詳しく解説をしていきます。
2時間判定のルール
海外バイナリーオプション業者では、2時間判定を提供している会社はありません。
バイナリーオプションの判定時間は以下の8種類です。
※2時間判定は国内業者のみ取り扱いがあります。
上のボタンを押せばそれぞれの攻略法を見ることができるぞ。
2時間判定を設けているのは、以下のような国内の証券会社になります。
- IG証券
- FXプライムbyGMO
- 楽天証券
- みんなのオプション
- ヒロセ通商
- オプトレ!
全ての会社で判定時間があらかじめ決まっており、2時間単位で設定されているというルールになります。
IG証券の判定時間を例に見てみましょう。
取引開始 | 注文受付終了 | 取引終了 |
---|---|---|
1:00(0:00) | 2:58(1:58) | 3:00(2:00) |
3:00(2:00) | 4:58(3:58) | 5:00(4:00) |
5:00(4:00) | 6:58(5:58) | 7:00(6:00) |
7:00(6:00) | 8:58(7:58) | 9:00(8:00) |
9:00(8:00) | 10:58(9:58) | 11:00(10:00) |
11:00(10:00) | 12:58(11:58) | 13:00(12:00) |
13:00(12:00) | 14:58(13:58) | 15:00(14:00) |
15:00(14:00) | 16:58(15:58) | 17:00(16:00) |
17:00(16:00) | 18:58(17:58) | 19:00(18:00) |
19:00(18:00) | 20:58(19:58) | 21:00(20:00) |
21:00(20:00) | 22:58(21:58) | 23:00(22:00) |
23:00(22:00) | 翌日0:58(23:58) | 翌日1:00(24:00) |
()内:夏時間
例えば、判定時間が23時00分の取引をする場合は、エントリー開始が21時からできるという仕組みです。
エントリーしたタイミングから逆算されるのではなく、常に終了時間が決められた取引と認識しておきましょう。
注文受付終了時間は、判定時間までの2分前までです。(IG証券の場合)
また、国内バイナリーオプションと海外バイナリーオプションでは、利益の出し方が異なります。
国内バイナリーオプションでは、事前に目標価格(判定時間までにどの価格に達しているかの予想)を決める必要があります。
その目標価格から現在価格のレートが近いと、おのずとペイアウトも低くくなってしまうのです。
そのため、国内バイナリーオプションで取引する際は、2時間という長い時間を満遍なく使って大きな値幅を狙う方が有効と言えるでしょう。
2時間ルール攻略のポイント
判定時間が2時間と長ければ、様々な手法を駆使して取引ができます。
バイナリーオプション2時間判定を攻略する方法に正解はなく、自身に合った手法を身につける事が重要です。
次はそんな、2時間ルール攻略のポイントについて見ていきましょう。
逆張りを使うか順張りを使うか
バイナリーオプションの取引では、仮に負けたとしても損失額はエントリーした金額のみです。
判定時間までに思惑方向へ値幅がついていれば勝ちとなります。
短期判定の海外バイナリーオプションでは、値幅は関係なくペイアウト額が固定されている事から相場の天底を狙った逆張りが有効とされています。
しかし、2時間判定のある国内バイナリーオプションでは、目標価格に達していなければ利益にならないので、ある程度値幅への意識をもっておかなければいけません。
そのため、2時間判定のように長い取引スタイルでは、逆張りだけではなく順張りも有効と言えるでしょう。
ただし、どちらを使うかは正解などないので、自身で使いやすい方を選択しましょう。
トレンド相場を狙うかレンジ相場を狙うか
先ほどの順張りか逆張りかと同じように、トレンド相場を狙うかレンジ相場を狙うかも攻略のポイントとなります。
為替相場ではトレンド相場が3割、レンジ相場が7割と言われており、レンジ相場の方が圧倒的に多いです。
しかしこれは、為替相場の時間帯にもよると言えるでしょう
深夜帯から日本時間の夕方15時くらいまでは、市場参加者が少なくレンジ相場を作りやすいです。
しかし、15時以降になるとロンドン市場がオープンして活発な相場変動をもたらします。
また、夜22時頃にはアメリカの市場が開場するという事もあり、さらにトレンドを作りやすくなるのです。
つまり、2時間判定を攻略するポイントは、自身がどの時間に取引をするかによります。
・日中しか取引できない人→レンジ相場の手法を極める
・夕方から夜しか取引できない人→トレンド相場の手法を極める
といったように、自身の生活スタイルに合わせて極めていくと良いでしょう。
取引をする銘柄
格社で提供しているバイナリーオプションのサービスには、様々な銘柄が提供されています。
国内人気No1のバイナリーサービスである、IG証券を例に見てみましょう。
通貨ペア(7種類) | 株式指数(11種類) | 貴金属(2種類) | エネルギー(1種類) |
---|---|---|---|
USD/JPY GBP/JPY EUR/JPY EUR/USD AUD/JPY GBP/USD AUD/USD | 日本225 ウォール街 英国FTSE®100 ドイツ40 フランス40 スペイン35 オーストラリア200 インド50先物 シンガポール優良株先物 香港HS 中国A50 | NY金先物 NY銀先物 | WTI原油先物 |
通貨ペア以外は、各国の取引時間に基づいた時間制限があります。
株式指数に関しては、取引時間制限に加えてファンダメンタルでの要素で動く銘柄であると言えるでしょう。
投資家心理に基づいて売買が行われる事。マーケットニュースやその時の国ごとの経済状況が顕著に表れる。
新型コロナウィルスやリーマンショックといったような、世界情勢を揺るがす出来事だけでなく、小さな指標などで売買動向が変わってくるのです。
また、エネルギー銘柄も同じで、原油価格の動向は市場のニュースや各国の経済状況に左右されやすくなります。
そのような事を考えると、狙うべきは通貨ペアでの2時間取引であると言えるでしょう。
通貨ペアの動向はテクニカル分析で取引をする方がほとんどです。
もちろん、相場状況によっては市場を揺るがすニュースによって大きな変動を招きますが、基本的にはテク二カル分析を極めて淡々とエントリーすれば期待値を追えます。
2時間判定を攻略するには、テクニカル分析で通貨ペアに絞る方が効率の良い取引ができるでしょう。
バイナリーオプション2時間ルール攻略法5選
次は、バイナリーオプションの2時間ルールで使える攻略法を5つ紹介します。
前述した、トレンド・レンジ・順張り・逆張り全ての攻略法を解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
レジサポラインの転換を狙った攻略法
2時間判定では、レジサポラインの転換を狙った攻略法が有効です。
- レジスタンスライン→現在値から上にある抵抗線
- サポートライン→現在値から下にある抵抗線
簡単に言うと、高値ラインがレジスタンス、安値ラインがサポートラインとなります。
為替相場では指値という予約型の注文方法があり、直近の高安値圏に水平線を引いて注文を入れる方が多いです。
それまでサポートラインとして機能していた線は、価格が下値にブレイクした際に高値の抵抗線に切り替わるケースがあります。
これをバイナリーオプションの2時間ルールで使うと効果的です。
- チャートを5分or15分で表示
- 直近の意識されている(反発回数が多い)高安値に水平線を引く
- 価格がラインを破ってきたところで、その方向に向けてエントリー
このような流れです。
その結果、上昇をすることなくエントリーしたポイントから下値の値で判定時間を迎えるのです。
30分や1時間といった時間足や1分足といった時間足は合わないので、5分か15分足を使う方が良いでしょう。
あくまでも、2時間後に思惑方向へブレイクしてくることが狙いです。
トレンドの初動を狙った攻略法
次は、トレンドの初動を狙った2時間取引攻略法を紹介します。
トレンドの初動を狙う際は、三角持ち合いというチャートパターンが有効です。
三角持ち合いとは、価格の平均値が徐々に小さくなって三角の形を作る事を指します。
この状況では、投資家たちが様子を伺っている状態と捉えられるのです。
投資家の心理に「次にブレイクした方向へエントリーしたい」という意識が生まれることから、次に大きく価格が動いた際にエントリーが集中します。
2時間判定でも有効な相場の波乗りと言えるでしょう。
- チャートを5分or15分で表示
- ローソク足が三角持ち合いを作っている事を確認
- 三角持ち合い後に2~3本のローソク足で大きくブレイクした方向へエントリー
このような流れになります。
為替相場は急騰急落後に反発をする傾向にあるので、5分足や15分足でのブレイクでは特に信憑性も低くなってしまいます。
ローソク足2~3本で徐々に抜けてきたところを狙いましょう。
また、こちらも1分足では短く、30分や1時間足では2時間判定を狙うのに長すぎます。
5分足や15分足を活用して、トレンドの初動を狙いましょう。
上位足のレンジを狙った攻略法
次に紹介するのは、2時間判定逆張り手法となります。
逆張りをする際は前述した2つのバイナリーオプション攻略法とは違い、1時間足を使いましょう。
手順は以下の通りです。
- チャートを1時間足で表示
- チャートにRSIをデフォルト設定(期間14)で挿入
- 相場がレンジになっている事を確認
- 直近の高安値にラインを引く
- 相場がラインを超えたorRSIが反応したポイントで逆張りの2時間判定
このように狙います。
この時はローソク足のサイズが大きければ大きいほど良いです。
2時間後の判定という事で、1時間足では2本分のローソク足を追う必要があります。
レンジ継続を見越した逆張りで時間足を長めで見るからこそ、2時間判定でも有効性が増すといった攻略法です。
攻略のポイントで解説したように、夕方から夜にかけてはそのままトレンドが続く可能性もあるので、基本的には日中のチャンスを待つようにしましょう。
トレンド転換を狙った攻略法
次は、トレンドの転換を狙った2時間判定攻略法です。
ここでは、2番底というパターンを使います。
2番底とは、下落トレンド発生後に安値圏で2回の反発をしてトレンド転換をするといったチャートパターンです。
狙う手順は以下の通りです。
- チャートを5分足で表示
- 下落トレンドの発生後、安値圏で2回の反発を確認
- 反発して直近の高値ラインを上抜けしてきたら順張りのハイエントリー
このような流れになります。
5分足で見るため15分足に比べるとだましが増えてしまいますが、ここで15分足での分析は危険です。
2番底からの上昇は急騰ではなく、徐々に上方向へ抜けていく傾向にあるので、15分での分析では2時間判定に間に合わないケースが生じます。
しかし、1分足ではさらにだましが増えてしまうので、中間の5分足で分析をするようにしましょう。
押し目買い戻り売りを狙った攻略法
最後に紹介する2時間判定攻略法は、押し目買いと戻り売りを狙った攻略法です。
為替相場でトレンドが発生する際は、一方方向に強く伸びる場合もありますが、たいていは波を作りながらトレンドを形成します。
この現象を押し目買い戻り売りと言います。
押し目買い戻りはバイナリーオプションの2時間判定でも有効に活用できます。
- チャートを15分足で表示
- 移動平均線を期間45で挿入
- トレンドを作って一服後、45の移動平均線に到達したところで逆張りエントリー
このような流れになります。
移動平均線の値はあくまでも任意の期間であり、自身で分析しやすい期間があればそちらを選択すると良いでしょう。
また、波の頻発しているトレンドであれば、自身でトレンドラインを引いて、そのラインに到達したところで逆張りをする事も有効です。
2時間という判定の性質上、15分足がベストの時間足になります。
30分足でも問題はないですが、いくらトレンド過程といっても、逆張りで狙うという性質から値幅が抜けにくくなってしまうデメリットがあるので注意して下さい。
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