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バイナリーオプションのバックテスト取得方法【MT4でできる】

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バイナリーオプションでは、強い手法を見つけることが勝利への近道となります。

バイナリーオプションの手法を見つける際には過去相場のバックテストをとることがおすすめです。

バックテストの基礎知識や、バイナリーオプションのバックテストの取得方法について理解を深めていってください。

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目次

バックテストとは

バックテストとは、過去相場から手法ごとの勝率や統計を把握することを言います。

為替相場は姿形を常に変える生き物のようなものであり、月ごとや年によって強い手法が変わってくるのです。

上のチャートは、USD/JPYの週足チャートです。

2015年以前は活発な平均値で推移していましたが、2022年1月に至るまで徐々に値動きが小さくなっている事が分かります。

このように、相場状況は毎回異なるので、バイナリーオプションのような短期トレードでは特に意識をする必要があるのです。

実際に過去統計を取っても、2016年以前はRSIの勝率が高かったのに対して、2016年以降は勝率を落としてきています。

バックテストツールを用いれば、過去相場での強い手法や直近相場での手法勝率が把握できます。

勝負の期待値が抑えられることから、資金管理面でも有効となるのです。

MT4のみでバックテスト取得が可能

普段お使いのMT4のみを使った場合でも、バイナリーオプションのバックテストの取得が可能です。

おすすめのMT4業者は別記事にまとめておる。
無料でMT4が使えるぞ。

MT4のメリット
MT4のデメリット
  • MT4しか使わないので手間がかからない
  • プログラミング知識が必要ない
  • 細かい条件指定での分析ができない

MT4では、標準搭載されているインジゲーターなどのバックテスト取得が可能です。

FXなどで使われているバックテストのため、バイナリーオプションのような短期売買手法を見つけるものではなく、相場の大まかな動向を分析するために利用します。

MT4のみを使うので無料でできるほか、プログラミングの知識も必要ありません。

初心者でも始めやすいバックテスト取得方法と言えるでしょう。

バックテストの取得におすすめのMT4

バイナリーオプションのバックテストをMT4で行う際は、事前にMT4のダウンロードをしておく必要があります。

また、バックテストの取得には、MT4から過去の価格データであるヒストリカルデータの取得が必須です。
バックテストに向いているおすすめのFX会社のMT4や、それぞれのヒストリカルデータ取得方法について見ていきましょう。

FXCM社のMT4

まず紹介するのが、FXCM社のMT4です。

\ MT4をダウンロード /

FXCM社は、為替や貴金属等の銘柄を扱っており、提供するMT4からバックテストを取得できます。

FXCMは、海外バイナリー人気No1のハイローオーストラリアがレートを参考にしていると公表しています。

あくまでもレートを参考にしているだけなので、全く同じレートになることはありません。
しかし、他社に比べて価格ズレは少ない傾向にあるので、バックテストだけではなく、取引時の分析時でもおすすめできます。

ヒストリカルデータの取得方法

FXCM社のようなMT4からヒストリカルデータを取得する際は、以下の手順で行います。

STEP
ヒストリーセンターを開く

まずは、MT4を起動します。

ヒストリカルデータは、MT4の上部にある「ツール」→「ヒストリーセンター」から抽出できます。

STEP
通貨ペアと時間足の選択

次に、ヒストリカルデータを取得したい通貨ペアと時間足を選択します。

MT4はダウンロードした時以降のデータしかないので、過去の値動きを取得する仕組みです。
上画像ではAUD/USD(豪ドル/米ドル)1分足の過去データーを取得しようとしています。

STEP
ヒストリカルデータをダウンロード

最後に、指定した通貨のヒストリカルデータをダウンロードします。

左下にある「ダウンロード」をクリックすれば、過去データが取得できます。

検証したい通貨や時間足の過去データを、 「ヒストリーセンター」 から取得しておきましょう。

上記方法は、パソコンへの負担が大きい作業です。
そのため、ヒストリカルデータを1回取得する度に再起動するなどして、負担を減らすようにしましょう。

上記の方法は、FXCM社以外のFX業者が提供するMT4でも実施可能です。
他社のMT4でバックテストを取得する際も、上記手順でヒストリカルデータを取得しておきましょう。

FXDDのMT4

FXDDは、2002年に設立された老舗のFX会社です。

\ MT4をダウンロード /

FX会社としては比較的マイナーですが、バックテストはFXDDのMT4を使って行う方が多い傾向にあります。

FXDDでは、公式サイト上から過去のヒストリカルデータが取得可能です。

外国為替のみですが、FXCM社の時に紹介した方法とは別の方法でヒストリカルデータの取得が可能です。

前述した方法に比べて比較的簡単かつ動作を重くすることなく取得ができます。
1分足のヒストリカルデータが提供されているので、バイナリー向きの短期足でのデータ取得に最適です。

ヒストリカルデータの取得方法

FXDDのヒストリカルデータ取得方法を見ていきます。

STEP
FXDD公式サイトからデータをダウンロードする

まずは、FXCDDの公式サイトに移動して、ヒストリカルデータのダウンロードページを開きましょう。
その後、取得したい通貨ペアのダウンロードと記載された部分をクリックします。

zipファイルがダウンロードされるので、事前に解凍しておいてください。
解凍するソフトがPCに入っていない場合は、事前にLhaplus (ラプラス)などの無料ソフトをインスト―ルしてから解凍しましょう。

STEP
MT4のヒストリーセンターを選択

次に、MT4を起動します。

ヒストリカルデータを入れるMT4は、FXDDのMT4ではなく他社のMT4でも可能です。

MT4を起動したら、「ツール」→「ヒストリーセンター」の順にクリックしましょう。
次の画面で、FXDDで取得したヒストリカルデータの通貨ペアを選択してください。

STEP
通貨ペアと時間足(1分足)を選択する

次に、通貨ペアと時間足を選択します。

先ほどFXDDでダウンロードした通貨ペアを選択したうえで、1分足を指定しましょう。

STEP
ヒストリカルデータをインポート

通貨ペアの選択が完了したら、時間足のM1(1分足)を選択して、画面右下にあるインポートをクリックします。

次に、参照と記載された項目をクリックして、先ほどFXDDからダウンロードしたファイルを選択します。

ファイルを選択する際は、右下のファイル形式を「MetaQuotes files」に変更しておいてください。

この画面になれば無事ヒストリカルデータが取得できています。
ここまで完了したら、右下の閉じるをクリックしてMT4を再起動しましょう。

STEP
1分足以外のヒストリカルデータを取得

ここで取得できるデータは1分足のみのデータです。
1分足以外の5分足、15分足とデータを取得する場合は、以下の手順で行います。

まず、MT4を再起動して「ファイル」→「オフラインチャート」の順にクリックします。
次に、先ほど1分のヒストリカルデータを取得した通貨と時間足を選択しましょう。

オフラインチャートが選択できたら、「表示」→「ナビゲーター」の順にクリックします。

ナビゲーターのスクリプトにある「PeriodConverter」をチャート上へドラッグ&ドロップしてください。
最後に、画面上に表示されたスクリプトからパラメーターの入力を選択します。

値の欄をクリックして、5分足なら5、15分足なら15と入力してOKをクリックすれば完了です。

MT4のバックテスト取得手順

続いて、ヒストリカルデータを取得した後のバックテスト手順を紹介します。
具体的なバックテストの取得手順は以下の通りです。

MT4バックテストの取得手順
  1. MT4でヒストリカルデータを開いてデータの取得
  2. MT4の「表示」→「ストラテジーテスター」を選択する
  3. 「エキスパートアドバイザー/インジケーター」から「インジゲーター」を選択する
  4. 各所設定後、スタートをクリックする

具体的な手順を見ていきましょう。

STEP
ストラテジーテスターの表示

まずは、ヒストリカルデータを取得したMT4を起動します。

まずは、MT4を起動して「表示」→「ストラテジーテスター」の順にクリックしましょう。

STEP
ストラテジーテスターの設定

ストラテジーテスターでは、以下のような画面が表示されます。
ここから、各種設定をしていきましょう。

上画像の例では、通貨ペア→EUR/USDでバックテストを設定しています。
画面上部にあるインディケーター欄でバックテストを取得したいインジゲーターを選択しましょう。

そのあと、期間指定にチェックを入れて、バックテストを取得したい期間を指定します。

STEP
バックテストの時間足を選択

ストラテジーテスターの画面右側は下画像のようになっています。

バイナリーは短期判定なので、期間の欄ではM1(1分足)かM5(5分足)を選択すると良いでしょう。

STEP
バックテストの実行

細かい設定が完了したら、最後に右下のスタートをクリックして、バックテストを取得します。

下に表示される緑の線が画面の右側に到達すればデータが取得できます。

バックテストが終わると、結果やグラフとレポートが表示されて様々な情報が見れる仕組みです。
MT4のみの無料できるバックテストの取得方法なので有効に活用してみましょう。各種バックテストのデータが反映されます。

ここで紹介したバックテストについては、あくまでもFXのEA向けのバックテスト取得方法です。
バックテスト結果からバイナリーオプションでの活かし方を各々で考える必要があります。

MT4のバックテスト取得方法

前述したMT4のバックテスト取得手順は、あくまでもFX向けのバックテスト取得方法になります。

FXでは、バイナリーオプションとは違いペイアウトが決まっていません。
利益確定での獲得値幅ー損切りでの値幅=総合的な利益になる仕組みです。

そのため、バイナリーオプションにおけるバックテストとしては100%確実性のあるものではないです。

FX専門のバックテスト結果から、バイナリーオプションの戦略に落とし込んで勝率の計算を自身で行う必要があります。

そこで以下では、現段階でMT4を使った信ぴょう性のあるバックテスト取得手順について解説します。

バックテスト専門業者への委託

バイナリーオプションでできたロジックで、信ぴょう性のあるバックテスト結果を取得したいのであれば、専門の業者へ委託するのが近道です。

ネット上で検索をしてみると、ココナラなどでバイナリーオプションのバックテストを取ってくれる方が一部出てきました。

引用 ココナラ
バックテストを依頼する手順
  1. 自身のロジックを文章やコードにまとめる
  2. ロジックを業者に伝えてバックテストをしてもらう
  3. バックテスト結果の開示

中には、最終ログインが1年以上前の業者もあり、現在は稼働していない方もいるかもしれないので注意です。
ロジックの細かい分析をしたい方は、バックテストを取得してくれる業者に委託してみましょう。

有料のバックテストツール購入

バイナリーオプションのバックテストを委託ではなく自身で取得したい場合は、有料のバックテストツールを購入するのも1つの手です。

2020年頃のコロナ禍あたりでは、バイナリーオプション専門のバックテストツールが多く出回っていました。
しかし、2024年現在で調べてみると、多くのツールが廃止されている状況です。

2020年頃はバックテストツールの普及もあり勝てるトレーダーが多くなりました。
結果、各バイナリー業者も規制を強め、勝てるトレーダーは不正疑いから口座凍結になるなど、バイナリーオプションを辞めた方が多いです。

現時点で出回っているものはほとんどないですが、GogoJungle(ゴゴジャン)というサイトで、バイナリーオプション用解析ツール BOアナライザー2[BOAnalyzer2]というツールが販売されています。

時間帯や通貨ペア別で詳細な分析ができるツールとされています。
値段は34,000円ほどですが、買い切り制となっているため、試してみる価値は充分にあるでしょう。

ただし、上記のようなバックテストツールを使う際には、MQLというプログラミング言語を使ってサインツール作成すやロジックのコード化を必要があります。

まずはMQL言語をマスターしたうえで、有料ツールを使ってバックテストが取得できるようにしておきましょう。

過去チャートから目視で勝率を確認する

お金をかけずに簡単にバックテストを行う際は、MT4上を目視で確認すると良いです。
MT4上からロジックの条件に合った部分を確認して、コツコツと過去勝率をメモしていきます。

業者に委託する場合やMT4の自動バックテスト機能を使う際に比べてかなり手間です。
多くの時間が必要となる作業となります。

MT4や業者に委託する場合は、最低限のプログラミング知識が必要となるケースが多いです。(MQL4言語)
しかし、目視確認をする場合は、過去チャートから条件に合ったポイントを見つけるだけなので、プログラミングの知識はいりません。

複数通貨ペアや長期間の勝率確認であればかなりの時間を要しますが、バックテスト取得にお金をかけたくない方やより信ぴょう性の高い結果を確認したい場合は試してみる価値があるでしょう。

過去チャートから目視で確認する場合は、バックテストツールの使い方で紹介したヒストリカルデータを必ず取得しておきましょう。取得していないと、一部の期間しかMT4に表示できません。

バイナリーオプションのバックテスト検証のコツ

バイナリーオプションでバックテストを行う際は、やみくもに検証するのではなく、目的を持って行うと良いです。

勝率だけを分析するものと考えられていますが、バイナリーオプション独自の検証を行うことで、効率良く検証ができます。以下で詳しい検証のコツを見ていきましょう。

連勝率と連敗率

バイナリーオプションのバックテストでは、勝率も重要ですが連勝と連敗率を見ることも重要です。連勝率と連敗率は相関関係にあり、どちらかが高いとどちらかが低くなってしまいます。

仮に、10連勝した相場であっても、確率は収束する傾向にあるため、いつか大型連敗をする可能性が高いです。

バイナリーオプション取引で連敗をすると、資金管理を崩す原因になってしまいます。

検証する際は、2勝1敗を繰り返すような手法を見つけるようにしてバックテストを行いましょう。

勝率と損益分岐点

バイナリーオプションでは、明確なペイアウトが決まっている取引です。
そのため、勝率と損益分岐点の関係を理解しておく必要があります。

スクロールできます
ペイアウト損益分岐点
1.85倍勝率54.05%以上
1.90倍勝率約52.63%以上

ペイアウトが高いと、その分低い勝率でも利益があげられます。
ただし、損益分岐点ギリギリの勝率では稼げる見込みが低いと言えるでしょう。

バイナリーオプションでは、相場によって約定ずれや約定拒否が発生するケースが多く、損益を多少超えた勝率ではないと利益が見込めません。

バックテストで検証する際は、検証後の勝率+1%を求めるようにしましょう。

時間帯での勝率を把握する

バックテストで検証する際は、時間帯別での勝率を把握すると良いです。
為替や株式の相場では、時間帯によって変動幅や変動のクセが異なります。

午前中:変動が少ない
夕方:トレンドが発生しやすい
夜:ボラティリティが大きくなりやすい

為替相場では上記のような特徴がありますが、どの相場で検証した手法が強いのかを理解できるようにしましょう。

時間帯別の勝率を把握することで、バイナリーオプション取引の戦略が立てやすくなります。

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この記事を書いた人

会社員でありバイナリーオプショントレーダーでもあるマサヒラでござる。自分が得たバイナリーの知識をアウトプットするだけでなく、バイナリーオプションについてもっと知ってもらい、これから始める人の参考になればとても嬉しいでござるよ!
"小学生にもわかるように"をモットーに、楽しく記事を執筆しておる!

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