ハイロー系バイナリーオプション配信は違法!?【勝てない上に危険です】
バイナリーオプションの業界では、甘い誘い文句で勧誘をする悪質な業者があります。
業者の勧誘手段として多いのは、ハイローオーストラリアなどの海外業者を利用したバイナリーオプション配信です。
本記事では、バイナリーオプション配信の危険性について詳しく解説をしていきます。
バイナリーオプション配信とは
バイナリーオプション配信は、エントリーポイントを第三者に教えるというサービスです。
通常、バイナリーオプションの取引では自身でチャートを見て分析、自身の手でエントリーをする必要があります。
しかし、バイナリー初心者や相場分析に割く時間がない方は、自身で取引をしてもなかなか良い結果を出せません。
①プロトレーダーが相場を分析
②プロトレーダーがエントリーポイントを通知
③配信を受けているユーザーが自身の手でエントリー
プロのトレーダーがエントリーポイントを配信することで、配信を受けたトレーダーがプロトレーダーと同じ勝率を出せるのがバイナリーオプション配信の仕組みです。
配信方法の種類
バイナリーオプションの配信は、主に以下のような方法があります。
- LINEやテレグラムなどのメッセージアプリを使った配信
- ZOOMやSkypeなどで画面を共有しながら配信
LINEやテレグラムなどのバイナリーオプション配信では、エントリーポイントのみが通知されます。
配信を受けるユーザーは、スマホの通知をオンにしてメッセージが来た瞬間にエントリーの準備をします。
また、中にはZOOMやSkypeを使って画面共有をしながら配信を行う業者もあります。
直近の相場状況を解説しながら、チャンスが来た瞬間にエントリーのサインが送られるので、メッセージアプリでの配信に比べて瞬時に対応しやすいです。
バイナリーオプション配信の目的
バイナリーオプションの配信者は、主に月額の会費を目的としています。
多くの配信サービスは月額会費を支払わなければ利用ができず、金額は月1万円ほどが相場です。
配信者が本当にプロのトレーダーであれば、トレードだけでお金が稼げるので配信をする必要はありません。
しかし、「配信により安定した収入が入ることで精神面を保ったトレードができる」ことを目的に行っている配信者が多いです。
また、配信グループに入会する条件として、専用リンクからハイローオーストラリアなどの海外業者への口座開設を促してアフィリエイト報酬を目的としているケースもあります。
有料商材の購入を促されるケースも
バイナリーオプション配信者の中には、前述した会費や口座開設の条件を出さず完全無料と謡っているケースもあります。
しかし、完全無料の業者には罠があり、バイナリーオプションで使える有料商材の購入を促されるケースも多いです。
- バイナリーオプションのコピートレードシステムや自動売買ツール
- 手法解説動画やPDFによる資料など
- MT4に挿入するサインツール
これらの商材が本当に優良な商材であれば問題ないですが、勝てないツールやシステムを高額で売りつける悪質な業者が多いです。
配信グループでトラブルが多発する要因ともなるので、購入を促された場合は甘い誘いに乗らないようにしましょう。
バイナリーオプション配信の違法性
SNSで「バイナリーオプション 配信」と検索をすると、様々なグループがヒットします。
多くの業者が勧誘活動をしているので、利用しても問題ないと考える方も多いでしょう。
しかし、バイナリーオプションの配信業者の中には違法性がある業者も多く存在しているのが現状です。
無料配信の場合 | 適法 |
有料配信の場合 | 違法 |
無料で配信している業者は問題ないですが、月額会費などを取って有料配信を行う業者は違法性があるケースが多いです。
有料配信は投資助言の登録が必須
有料配信に違法性があるのは、有料配信を行う=投資助言の登録が必要であるという理由です。
もしも無登録で投資助言を行うと、5年以下の懲役または500万円以下の罰金が課せられます。
有料配信を行っている配信者のほとんどは投資助言の無登録となっているので、発覚した場合は法で裁かれる可能性が高いです。
有料配信者の多くは、配信ではなくつぶやきと謡って違法性がないと示すケースが多いですが、今後取り締まりが強化されるようなことがあれば、SNSなどでの勧誘も減ってくる可能性が高いです。
バイナリーオプション配信は危険
基本的には、バイナリーオプションの配信は利用しない方が良いと言えます。
前述したように、配信者が無登録状態で配信を行ってる場合や、高額な会費を請求される懸念を考えると危険性が高いサービスです。
仮に利用する際は違法性のある有料配信者ではなく、無料で配信を行っている業者を利用しましょう。
マーチンゲールの多用
バイナリーオプションの配信では、マーチンゲールを多用している配信者が多いです。
マーチンで追った回数 (※1000円エントリーの場合) | 損失額 |
---|---|
1回目 | 2000円 |
2回目 | 4000円 |
3回目 | 8000円 |
4回目 | 16000円 |
たった4回追いかけただけで、16000円の損失を出してしまいます。
1000円エントリーであれば、16000円を取り返すのに16連勝以上が必要となる計算です。
マーチンゲールは運任せの取引となっており、結果的に大きな損失を出す原因になるので注意しましょう。
勝率を偽って勧誘している
バイナリーオプション配信は、「勝率80%以上!!」といった極端に高い勝率を謳い文句にして勧誘する業者が多いです。
ハイローオーストラリアなどほとんどの海外業者では、同値になった場合は引き分けでなく負けとなりますが、配信者によってはノーカウントにしている場合があります。
また、前述したマーチンゲール手法でも、複数回のエントリーで負けた場合を1敗とカウントするケースもあるのです。
・マーチンゲールで3回追って負け….損失8000円
・単発で勝った回数4回..利益4000円(ペイアウト2倍の場合)
上記のような戦績を、4勝1敗とカウントして、結果的にはマイナス収支になっている可能性があります。
配信グループが消滅する可能性
バイナリーオプションの配信グループは、すぐに消滅する可能性が高いです。
どんなに強いトレーダーでも、毎月安定して利益を出すというのは簡単なことではないのだ。
配信を受けている方は、「楽して勝ちたい」という意識があることから、短期間で損失が出てしまうとすぐにやめてしまう傾向にあります。
利益を出せなかった人がSNSなどで悪い口コミを書き拡散することで、配信者の評判が一気に落ちてしまうことが消滅の要因です。
長年続いている配信グループはほとんど存在しておらず、多くの配信が1年以内で消滅する傾向にあります。
配信グループが消滅したあとに、名前を変えて勧誘活動をする配信者も多くいます。
返金保証がない
バイナリーオプションの有料配信は、返金保証がないグループがほとんどです。
投資が自己責任であることは間違いないですが、仮に負けてしまうとバイナリーだけの損失だけではなく、配信者に払う費用込みで損失が膨らんでしまう場合があります。
また、仮に勝てても利益が少しであれば、会費を払った分で相殺されてしまうケースもあるのです。
上記のようなケースでも返金保証がなければ、配信でまったく利益を出せずに終わってしまいます。
相場分析の力が身に付かない
バイナリーオプションの配信を受けても、個人での相場分析能力は身に付きません。
他力本願になってしまい、いつまでたっても自分一人の力では勝つことができなくなってしまうだろう。
また、配信で一時的に利益が出せたとして、配信者が配信グループが消滅すれば将来的に稼ぐことはできません。
仮に配信を受ける場合でも、エントリーポイントの分析や相場分析能力の向上を意識して個人でも勉強していく必要があります。
ハイローオーストラリアは配信による集団取引を禁止している
バイナリーオプションの配信は、海外業者として最も人気があるハイローオーストラリアを介して行われる傾向です。
ハイローオーストラリアは、海外バイナリー業者の中でペイアウトが高く実績が豊富であることから、日本でも多くのユーザーが利用しています。
しかし、ハイローオーストラリア側はバイナリーオプション配信による集団での取引を禁止しており、発覚すると罰則の対象となります。
ハイローオーストラリアの禁止行為は、規約の解説ページでまとめているわよ。
- 複数のユーザーが全く同じ通貨や同じ時間で取引をしている
- 複数のトレーダーの勝敗が全く同じである
- 人気のないポイントで、複数のトレーダーが不自然にエントリーをしている
集団取引を禁止しているのはハイローオーストラリアだけではなく、多くの海外業者が禁止事項として定めています。
配信を受ける=禁止行為に抵触していることになるので、利用する際は自己責任で行わなくてはいけません。
口座凍結者が続出している
ハイローオーストラリアは、配信による集団取引やコピートレードに対する規制を年々強化しています。
人気のある配信者であればあるほど、会員数も増加することから、集団取引が発覚しやすくなるという悪循環に陥ります。
また、現在のハイローオーストラリアは口座凍結だけではなく利益没収のリスクもあるので、配信グループの利用は懸念の方が多いと言えるでしょう。
バイナリーオプション配信は勝てない?
優秀な配信者が行う配信グループに入ったとしても、必ずバイナリーオプションで勝てるというわけではありません。
むしろ、バイナリーオプションの配信を受けて勝てる人の方が少ないです。
エントリーポイントを指定してもらえれば勝てると考える方が多数ですが、実は多くの方が損失を出して配信グル-プをやめてしまいます。
そのため、配信を受けても必ず配信者と同じエントリーができるとは限らないのです。
約定拒否や約定ずれ
バイナリーオプションの配信を受けても勝てない原因の1つに、約定拒否や約定ずれが発生しやすいという理由が挙げられます。
・約定拒否…価格変動やサーバー負荷によりエントリーをしても約定ができない現象
・約定ずれ…狙ったエントリーポイントとずれて約定される現象
バイナリーの配信は、配信者と配信を受ける側の複数人が同じポイントでエントリーをするため、サーバーへの負荷がかかりやすいです。
約定力の低いハイローオーストラリアのような会社では、約定拒否や約定ずれが発生する原因となってしまいます。
配信により負けたポイントのみしかエントリーできなかったというケースもあるので、必ずしも配信者と同じ勝率になるわけではありません。
配信のタイミングを逃す
バイナリーオプション配信は、配信のタイミングを逃してしまうことも勝ちにくい要因です。
LINEやテレグラムの通知にラグが生じてしまうと、瞬時にエントリーができません。
また、通知を見てからエントリーをするので、エントリーするまでに価格変動が起きれば負けてしまう可能性が高くなります。
バイナリーオプションのような短期売買では、少しでもタイミングがずれると期待値も大きく変わってきます。
前述した約定拒否も重なって、なかなか配信通りにエントリーできないといったケースは多いです。
配信者の身元が不明
バイナリー配信が危険な理由として、配信者の身元が不明という懸念があります。
バイナリーオプションはFXや株式投資に比べてマイナーな投資サービスです。
そのため、有名なトレーダーはほとんど存在せず、配信者が本当に勝てる人なのかという懸念が残ります。
身元がはっきり分かる勝率の高いプロトレーダーであればまだしも、SNSなどの情報だけを鵜呑みにして配信を受けるのは危険と言えるでしょう。
優良配信者の見分け方
メリットよりも懸念の方が多いバイナリーオプション配信ですが、うまく活用することで自身の能力を向上させることは可能です。
- 配信よりもエントリー根拠や相場分析の解説がメイン
- マーチンゲールを手法としていない
- 勝率56~70%ほどを打ち出している
優良業者の見分け方として、運要素の強いマーチンゲールを使っていないことは必須です。
勝率は高すぎず、56~70%ほどの勝率と打ち出している配信者の方が信頼できるでしょう。
バイナリーオプションの配信は、約定拒否や口座凍結のリスクを考えると配信者自身にも大きなリスクがあります。
そのため、配信よりはエントリー根拠や相場分析の解説をメインとしている配信者の方が安心です。
ZOOMなどの画面共有で、チャートを見ながら一緒に学べるという配信を活用することで、自身の相場分析能力を向上させることができるでしょう。
【結論】バイナリー配信の勧誘は断った方が良い
結論として、バイナリーオプションの配信に勧誘されたとしても断りましょう。
実は、当サイトの管理人も複数のバイナリーオプション配信グループに入会していたことがありました。
- 仕事が忙しいと結局エントリーポイントを逃す
- 他責で取引をするため、負けた時は返って精神的に落ち込む
- 配信を待っている時間を無駄に過ごす
- 長続きはせず、すぐに消滅しやすい
- ネガティブコメントを残してはいけないルールのグループが多いため負けている人も多いと考えられる
配信を受けたとしても、チャンスを逃す可能性もあるので、あまり意味がないです。
また、配信グループの多くはネガティブ発言のコメントが禁止されているグループが多く、勝った時だけ賞賛されているだけで、負け配信はスルーされている傾向にあります。
入会金を支払ったうえに負ける可能性が高いから、基本誘われても乗らない方がいいぞ。
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