【シミュレーターあり】バイナリーオプションは複利運用で資金を増やせ!
複利運用とは、少額の資金を効率よく増やす資金の運用方法です。
バイナリーオプションで高額の利益を得たい方にとっては最適の資金管理法と言えるでしょう。
本記事では、バイナリーオプションの複利運用の仕組みや注意点について詳しく解説をしていきます。
複利運用とは
複利運用とは、得た利益を上乗せした元手を使って再投資する方法を指します。
バイナリーオプションではエントリーした金額に応じてペイアウトによる報酬が獲得できますが、その獲得した利益を次のエントリーに使う資金管理方法です。
エントリー額を口座残高の5%の資金で進めた場合を見ていこう。
・1日目残高2万円→1000円エントリー
・2日目残高4万円→2000円エントリー
・3日目残高8万円→4000円エントリー
このように残高が増えると同時にエントリー額を上げることで見込み利益も上がっていく仕組みです。
元手に応じてエントリー額も上げていくんですね!
そうだな。バイナリーオプションでは単純にエントリー額が多ければ見込み利益も上がるから高額の利益が狙えるようになるでござる。
単利運用との違い
複利運用の対義語は単利運用です。
証拠金が2万円であった場合にエントリーを5%と決めたのであれば、1000円エントリーから動かすことなく取引を行います。
その後に資金が5万….10万円と増えたとしても一定の資金額を保ち、期待値を負った取引をするのです。
エントリー額が一定だと資金が増えるペースも遅くなりそうですね。
淡々と打っていくにはいい資金管理だな。
損失の限定もできるからメンタルにも大きな影響を与えにくいでござるよ。
バイナリーオプションを複利運用するメリット
次に、バイナリーオプションで複利運用するメリットを紹介します。
手法や取引スタイルによっては複利運用の方が効率が良いです。
具体的に見ていきましょう。
短期間で大きな利益が見込める
バイナリーオプションにおける複利運用は、短期間で大きな利益が見込める資金管理方法となっています。
元手1000円で単利運用と複利運用で連勝した時のシミュレーションをしてみよう。5回の取引全勝でペイアウト1.85倍を例に見ていくでござるよ。
取引回数(全て勝ち) | 単利運用 | 複利運用 |
---|---|---|
1回目 | 1850円 | 1850円 |
2回目 | 2700円 | 3422円 |
3回目 | 3550円 | 6330円 |
4回目 | 4400円 | 11710円 |
5回目 | 5250円 | 21663円 |
この複利運用では、1勝するごとに資金の全てを上げていった場合です。
単利運用では5連勝で5250円の口座残高となりますが、複利運用では1000円が2万円以上になっています。
これがもしスタート1万円などであったとすれば連勝後の資金も20万ほどの資金となっているな。このように少ない勝利数でも大きな資金が見込める資金管理法となるでござる。
確かに短期でも資金の増えるペースが大きいですね!
幕末複利シミュレーター
色々な場合について自身で試算を出してみよう。
ペイアウト率、購入金額、連続勝利回数を入力するでござる。
少額でも効果的に資金を増やせる
複利運用の大きなメリットは、少額でも高額な利益が見込める点です。
多くのバイナリーオプション業者では、500円~1000円の少額エントリーから開始できます。
取引の過程で資金を増やせていければ、さらに大きなエントリー金額での勝負が可能です。
今現在資金が少ない方でも、取引を重ねて資金を増やすことで高額の利益が見込めます。
バイナリーオプションを複利運用するデメリット
続いて、バイナリーオプションを複利運用するデメリットを紹介します。
具体的なデメリットについても理解して、複利運用を始めるかどうかを検討してみましょう。
負けた時に大きな損失となる
バイナリーオプションで複利運用をするデメリットは、連敗や単発負けの場合にそれまで貯めた利益を失ってしまう事です。
複利運用では勝率よりも連勝率が重要となる投資です。
勝率の高い手法や安定して勝率の出せるバイナリーオプションツールなどを使っている場合でも、思うように資金が増えないという事は珍しくありません。
どんなに勝率の高い優秀なプロトレーダーでも短期的に負けてしまう事はよくある話だ。長期的視点で資金を増やそうと考えた場合にギャンブル性の高い取引になってしまうでござるよ。
資金管理を崩しやすい
複利運用は資金管理を崩しやすい方法とも言えます。
淡々と期待値を追って安定した勝率が出れば資金は増えます。
複利運用では前述したように、1回の負けで利益を失ってしまう事から「さっきまであった利益が消えてしまった」という感情に陥りやすくなってしまうのです。
その結果、資金管理が崩れ破産確率を上げてしまうような無茶な取引へと繋がってしまいます。
確かに勝った時はいいですが、負けた時を考えるとメンタルを崩しやすそうですね。
複利運用をするにしても、自分自身でのルールを決めておくことが重要と言えるでござるな。
バイナリーにおいて資金管理は非常に重要な要素です。
バイナリーオプションの資金管理の解説記事も良ければ御覧ください。
バイナリーオプションを複利運用するコツ
次に、複利運用のバイナリーオプション活用方法について解説します。
バイナリーオプションでは少しの負けを受け入れる事が重要だ。
短期で高額の利益が見込めるとはいっても、低リスクの取引を実行する事が重要です。
目標勝利数を設定しておく
複利運用では、連勝し続けるもしくは負けを少なくすることが重要となります。
しかし、100回取引をして100回全ての取引で勝てるというケースはどんなに優秀なバイナリーオプショントレーダーでも難しいです。
そのため、連勝の回数を2勝、3勝までと設定しておくことがベストと言えるでしょう。
目標とした勝利数に届いたらリセットしてもとのエントリー金額に戻すという方法だな。結果的に辞め時が重要な手法でござるよ。
目標勝利数で止めて、次にリセットとした時に負けたとしてもリスクは低くなります。
元手資金に対する割合を設定する
次は、元手資金に対する割合を設定するという方法です。
口座残高資金2万円でエントリー額5%に設定した場合は以下のようなエントリー額になります。
取引回数(勝利後の残高) | エントリー金額(元の証拠金5万円) |
---|---|
1回目(52500円) | 2500円 |
2回目(55125円) | 2625円 |
3回目(57881円) | 2756円 |
4回目(60775円) | 2894円 |
5回目(63813円) | 3038円 |
ペイアウト分を複利運用するのではなく、増えた資金額に対する一定の割合でエントリーをするという方法です。
仮に5回目で負けたとしても57000円ほどは残るので、初回5万円の証拠金から7000円ほど増えたことになります。
これなら仮に負けても、出した利益を一気に減らさなくて済みますね。
短期的ではなく長期的に見た際に有効となる複利運用と言えるな。
2連勝以上できれば、その後の取引で負けてしまったとしても資金は微増している計算になります。
減るのは元手ではなく利益分の一部であるので、比較的メンタルにも優しい手法と言えるでしょう。
複利でエントリー額を上げる際は慎重に
バイナリーオプションでは、相場分析よりも資金管理が最も重要な投資と言われています。
基本的にはエントリー毎に金額を上げ下げするのは良い資金管理法と言えません。
バイナリーで結果を出している方の多くは単利運用を推奨する傾向にあります。
1つの手法で勝率が60%であったとして、取引毎にエントリー金額を変えてしまっていてはタイミング次第でマイナスになってしまうケースもあるからです。
でもいつまでも1000円エントリーってわけにはいかないですよね。やっぱりいつかは高額エントリーしたいです。
もちろん永遠に資金を一定にしろというわけではない。以下のように状況であればエントリー額を変えてもいいと言えるでござるよ。
・2~3か月以上安定した勝率が出せるようになった場合
・手法や相場状況ごとの勝率や期待値が把握できた場合
自身の経験や知識で「このポイントが強い」と感じたのであれば、リスクを守れる範囲での資金変更は行っても問題ありません。
複利運用の落とし穴は「無根拠でエントリー金額を上げている」という点にあります。
中長期的に安定した勝率が出せていたり、相場状況ごとの勝率が把握できたのであれば複利を活かして大きな利益を狙うべきと言えるでしょう。
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