エッジオプションズは危険なバイナリーオプション業者!? 違法性を解説
現在日本では、海外業者を介したバイナリーオプション取引が人気です。
しかし、海外バイナリーオプション業者を利用する際は違法性がないか、安全性は高いかを重視して選定をする必要があります。
2023年夏には新たにエッジオプションズというバイナリー会社が日本でのサービスを開始しました。
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本記事では、エッジオプションズの危険性や危ない会社がどうかについて詳しく解説していきます。
エッジオプションズは金融庁に登録されていない
まず、海外バイナリー会社の安全性を図る指標として、日本の金融庁から登録されているかどうかを重視する方が多いです。
2023年7月から日本でのサービスを開始したエッジオプションは、金融庁の情報を見ても登録はありません。
しかし、金融庁から警告を受けている・登録されているかどうかは、そこまで大きな問題ではないと言えるでしょう。
- ハイローオーストラリア
- ザオプション
など
上記のような警告を受けている会社は、海外バイナリーオプションでも実績のある安全性の高い会社です。
警告を受けているのは、国内と海外での規制の違いが影響しているだけで、国内在住者が海外バイナリーオプション業者を使って取引しても罪になるということはありません。
あくまでもエッジオプションズが海外に拠点を持つ会社ということから、登録されていない状況と言えます。
エッジオプションズでの取引を行うことも、他の海外バイナリーオプション業者の利用と同様に違法性はないと言えるでしょう。
警告を受けるのは時間の問題
前述したハイローオーストラリアや、ザオプションといった人気の海外バイナリーオプション業者は、これまでに日本の金融庁から警告を受けた業者です。
参考:金融庁【無登録で金融相取引業を行うものの名称等について】
警告とは言っても、日本でのサービス停止をするような力はなく、日本国内在住者の勧誘や大規模な広告を出させないといった拘束にすぎません。
引用:金融庁
あくまでも拠点を持つ国の法律やライセンスに乗っ取って運営をしているから、金融庁も警告を出すだけで止まるわけだ。
現時点で、エッジオプションズは金融庁からの警告は受けていないものと見られます。
ただし、警告を受けていないのは、エッジオプションズがまだサービスを開始して間もない会社であることが原因と言えるでしょう。
警告を受けていない=金融庁が認めた会社というわけではなく、現在はまだユーザー数も少ないことから、金融庁側が認知していない可能性の方が高いです。
今後サービスが発展して日本人ユーザーが増加すれば、警告を受けるのは時間の問題であると言えるでしょう。
エッジオプションズの会社概要
エッジオプションズの公式サイトには、運営会社の情報が明確に記載されています。
運営会社名 | Edge Markets Limited |
---|---|
所在地 | Arnos Vale Road VC, Vigie Hwy, Arnos Vale VC0120 |
営業時間 | 平日10:00 ~ 18:00 |
エッジオプションズは、Edge Markets Limitedという会社が提供するサービスということが分かります。
会社所在地はArnos Vale Road VC, Vigie Hwy, Arnos Vale VC0120とありますが、こちらはセントビンセント・グレナディーン諸島の住所です。
セントビンセント・グレナディーン諸島は海外FXやバイナリーをする方に聞き馴染みのある国で、一定の課税が著しく軽減または完全に免除されるタックスヘイブンの地域として有名です。
海外の金融や証券会社が集まりやすい地域であることから、国名だけを見て危険と安易に判断はできないでしょう。
会社概要のコメント欄には、経験豊富な証券ディーラー集団によって設立されたと記載されていますが、その他の詳しい会社情報は記載されていません。
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エッジオプションズは危険な業者か調査してみた
エッジオプションズのような、サービス開始をして間もない会社は安全性の高さを見極めたうえで取引を行う必要があります。
現時点では情報が少なく未知数のバイナリー会社ではありますが、公式サイトや口コミを見たうえで、考えられる危険性や安全性について以下で解説をしていきます。
個人情報保護
まずは、公式サイトに記載されている情報をもとにエッジオプションズの個人情報保護について見ていきます。
エッジオプションでは、以下の目的で顧客の情報を取得すると記載されています。
・ユーザーの氏名、住所、連絡先、支払い方法などの登録情報を提示するため
・氏名・住所等の連絡先情報を利用して報酬の支払いや、必要に応じて連絡するため
・クレジットや銀行口座の本人確認をするため
・口座の不正利用などの防止
など
個人情報の使用目的では、特に変わったポイントはありません。
また、個人情報を第三者に提供するケースとしても、個人情報保護法その他の法令により提供が認められる場合のみと記載されています。
プライバシーポリシーを見る限りでは、通常の海外バイナリー業者と異なる部分はなく、危険とは判断できる材料は一切ありません。
金融ライセンスを保有しているかどうか
海外バイナリー業者の安全性を語るうえで重要なのが、金融ライセンスを保有しているかどうかです。
しかし、エッジオプションズの公式サイトを見る限りでは、金融ライセンスを保有しているかどうかの文言は記載されていませんでした。
準拠法と裁判管轄 セントビンセントおよびグレナディーン諸島の法律は、本規約の解釈に準拠します。 本サービスに関して紛争が生じた場合には、地方裁判所が管轄権を有するものとします。
引用元:エッジオプションズ利用規約
上記のような記載はありますが、あくまでもセントビンセントおよびグレナディーン諸島の法律に準じたルールで規約が作成されていることを意味しており、上記の文言だけではライセンスを保有しているかを判断できません。
出金拒否の可能性について
エッジオプションズでは、現時点で出金拒否に合ったという情報はありません。
ただし、利用規約にはエッジオプションズでの不正行為について詳しく明記されているので、通常取引では出金できたとしても、不正でユーザー側に過失がある状況であれば出金拒否に合う可能性は充分あります。
- 入金・出金はいつ反映されますか?
-
A. ご入金は着金から1営業日以内、ご出金は2営業日以内に処理を行います。
ご入金についてはお振込後マイページ(CRM)のDEPOSIT画面から振込額を送信して頂く必要が御座います。
エッジオプションズのマニュアルには、出金は2営業日以内に処理が行われると明記されています。
顧客資産の管理体制
エッジオプションズのマニュアルには、顧客資産の管理体制について明記されています。
よくある質問の顧客資産は安全に管理されていますかという項目で、【お客様の取引資金は分別管理されており安全で御座います】と記載されています。
著しく安全性の高い会社では、分別管理に加えて会社が破綻しても資金を保護する信託保全の体制が整えられています。
エッジオプションズでは分別管理のみの採用と捉えることができますは、そもそも海外のバイナリー会社では信託保全まで採用している会社の方が少ないです。
万が一会社が破綻した場合には資金が全額戻る保証もないので、取引をするにしても生活に支障をきたさない余剰資金で行うようにしてください。
エッジオプションズの安全性・危険性は現時点で未知数
公式サイトや口コミを見て調査しましたが、現時点でエッジオプションズの安全性は未知数と言えます。
必ずしも安全な会社とは言えませんが、まだ情報が少なく判断が難しいのが現状です。
- 金融ライセンスの保有や会社の詳しい情報が不明
- 公式サイト上の情報量が少ない
- 口コミがほとんどなく、まだ日本人ユーザーが極端に少ない状態
エッジオプションズは正式にローンチされているとは言っても、まだ開発段階の面が多いです。
現在はデモトレードが提供されていませんが、公式サイト上には近日中に実装予定と記載されています。
また、公式サイト上の取扱商品、取引条件をクリックしても、【Coming soon(※近日公開)】と表示されるだけで、現時点ではサイトも開発段階にあると言えるでしょう。
明確な安全性はエッジオプションズのユーザーが徐々に増え次第分かるものと考えられるので、今後の動向や口コミはしっかり追っていきましょう。