ハイローオーストラリアのスプレッドターボ取引攻略法【逆張りがおすすめ】
ハイローオーストラリアでは、ペイアウトが高いスプレッドターボという取引が提供されています。
本記事では、ハイローオーストラリアのスプレッドターボ取引のルールや攻略法について詳しく解説していきます。
ハイローオーストラリアのスプレッドターボ取引のルール
ハイローオーストラリアのスプレッターボ取引とは、以下のような条件下での取引を言います。
項目 | 詳細 |
---|---|
ターボ取引 | 30秒、1分、3分、5分の判定時間が選択可能。 エントリーしたポイントから逆算して判定時間が決定する。 |
スプレッド取引 | 現在レートよりも不利なレートで約定される。 |
15分などの取引では5分ごとに判定時間が決まっており、どのタイミングでエントリーしても判定時間は共通です。
ターボ取引では明確に判定時間が決まっておらず、エントリーした時間から逆算した時間が判定となります。
スプレッドは、エントリー数値が判定よりも不利な位置で約定されるのが特徴です。
上の画像では、USD/JPYの現行価格が144.406となっていることが分かります。次に、画面右側に表示された注文画面を見てみましょう。
右の数値を見るとハイ→144.408、ロー→144.4404と0.04円の数値違いがあることがわかります。
ハイエントリーの場合は現行価格より高い位置、ローエントリーの場合は現行価格より低い位置で約定される仕組みです。
ターボ取引とスプレッド取引を組み合わせたものが、ハイローオーストラリアのターボスプレッド取引となります。
勝率は下がるがペイアウトが高い
ハイローオーストラリアのターボスプレッド取引は現行価格よりも不利な位置で約定されることから、通常の取引に比べて勝率を上げにくいです。
通常の取引ではギリギリ勝てる勝負であったとしても、スプレッドターボではスプレッドの数値分で負けてしまうというケースも少なくありません。
しかし、その反面ペイアウトが高く設定されています。
判定時間 | ターボ取引 | スプレッドターボ取引 |
---|---|---|
30秒 | 1.95倍 | 2.30倍 |
1分 | 1.90倍 | 2.20倍 |
3分 | 1.90倍 | 2.05倍 |
5分 | 1.85倍 | 2.00倍 |
通常のターボ取引は、最大でも1.95倍と2倍以下のペイアウトです。
スプレッドターボ取引は2.00~2.30倍の高ペイアウトが提示されているので、同じ勝率であればスプレッドターボの方が資金効率の良い取引に繋がります。
スプレッドを加味してでも勝率が高いと判断できるポイントは、積極的にスプレッドターボ取引を活用した方が良いでしょう。
スプレッドターボ取引攻略の基本戦略
スプレッドターボ取引は、約定位置が不利になることから勝率を出しにくい取引方法です。
しかし、攻略のコツやポイントを押さえておくことで、安定した勝率を上げやすくなります。
攻略のコツと共に、スプレッドターボを攻略するための基本戦略を見ていきましょう。
値動きの激しい銘柄が狙い目
スプレッドターボ取引は、取引できる銘柄が11種類と限定的です。
また、提供されている通貨の中でも、スプレッド差で勝てるような値幅の大きい通貨を狙うと良いと言えるでしょう。
値幅の大きい通貨 | BTC/JPY、BTC/USD、ETH/JPY ETH/USD、GBP/JPY |
値幅の小さい通貨 | AUD/JPY、AUD/USD、EUR/USD EUR/JPY、NZD/JPY、USD/JPY |
スプレッドは相場状況や通貨によって変動しますが、常に全ての通貨が不利というわけではありません。
値幅の大きい通貨の方が甘いスプレッドに設定されているケースが多いため、少しでも値幅の大きい通貨や時間帯を狙った方が良いでしょう。
夕方から夜にかけての変動幅が大きい時間を狙う
ハイローオーストラリアでスプレッドターボ取引を行う際は、取引する通貨ペア以外にも時間帯を意識した取引が重要と言えます。
前述したポンド通貨などは大きな値幅を付ける傾向にありますが、早朝や深夜帯の動きは少ない傾向です。
為替相場は夕方の16時~23時ごろに活発な動きを見せる傾向にあるので、早朝や日中は通常取引、夕方~夜はスプレッドターボというように分けて狙っていくと良いでしょう。
スプレッドターボ攻略は逆張りがおすすめ
ハイローオーストラリアのスプレッドターボ取引では、順張りではなく逆張りがおすすめです。
- 逆張りに比べて値幅が抜けにくい
- トレンドが停滞する可能性があり、5分間までの短期判定では不利
- 順張りでも同様のスプレッドが付く
逆張りの方が大きな値幅が見込めるので、スプレッドが加算された取引では有利になります。
また、スプレッドターボ取引は最大の判定が5分と短いので、逆張りで瞬時の反発を狙う方が効率が良いです。
逆張りをする際はやみくもに狙うのではなく、根拠を持った取引をする必要があります。
30秒判定の攻略法
まずは、スプレッドターボ取引の30秒判定攻略方法を見ていきます。
30秒判定の際には、MT4/MT5を以下の設定で準備しましょう。
ローソク足表示 | 1分足 |
表示するインジゲーター | CCI※期間14 |
MT4/MT5で表示できる最短の時間足は30秒ではなく1分足です。
30秒のスプレッドターボ取引をする際は、1分足内で大きな反発が見込めるポイントを狙っていきましょう。
チャートを表示させた際に、上チャートのようなレンジ相場が形成されていないかをチェックします。
ポイントとしては、時間が経つにつれて相場の平均値(ローソク足のサイズ)が徐々に小さくなっている相場です。
平均値が低くなったレンジ相場から急騰急落をしてきたらエントリーポイントとなります。
- レンジ相場を形成しつつも、徐々に平均値が下がっている
- レンジからブレイクし急騰or急落
- CCIが反応し上昇時→急騰、下降時→急落
- ローソク足が1分確定で大陽線、大陰線を付けたポイントで逆張り30秒判定のエントリー
1分判定でも応用が利く手法です。
ローソク足は大陽線、大陰線であることが条件ですが、1分足確定でヒゲが付いていないものを狙うと良いです。
相場の向かう方向に伸びたヒゲがあると、次足での反発が見込めないので注意しましょう。
1分判定の攻略法
次は、スプレッドターボ1分取引の攻略方法を紹介します。
MT4/MT5を以下の設定で表示させましょう。
ローソク足表示 | 1分足 |
表示するインジゲーター | RSI※期間14 |
RSIをデフォルトの期間14で設定して、上チャートのようにレンジ相場が形成されていることを確認します。
レンジ相場が形成された後に急騰、急落してきたポイントで逆張りのエントリーを仕掛けていきましょう。
- レンジ相場形成後に高安値を更新してブレイク
- 上昇時:RSI70以上、下降時:RSI30以下
- 前足がコマ足陰線の場合→次足大陽線、前足がコマ足陽線の場合→次足大陰線が条件
- ローソク足が1分確定で逆張り1分判定のエントリー
エントリーするローソク足だけではなく、前の足にも注目しましょう。
前足がコマ足陽線の場合は次の大陰線でエントリー、前足がコマ足陰線の場合は次足大陽線を狙っていきます。
包み足という法則になりますが、通常の相場に比べて大きく反発する可能性が高いです。
大きな値幅を狙う必要があるスプレッドターボ取引において有効な根拠となります。
3分判定の攻略法
スプレッドターボ取引の3分判定を攻略する際は、MT4ではなくMT5を用意しましょう。
MT5では3分足の設定ができるので、3分後の判定を分析する際に効果的です。
ローソク足表示 | 3分足 |
表示するインジゲーター | RSI※期間14 |
1分攻略と同じようにRSIを期間14表示しましょう。
3分判定の場合は、上チャートのような緩やかながらも反発を繰り返しているトレンド相場を狙います。
上昇時では2~3回の下落、下降時では2~3回の上昇をして小さく反発しているトレンド相場に絞りましょう。
エントリーのポイント
- 反発を繰り返しているトレンド相場を狙う
- 上昇時:RSI70以上、下降時:RSI30以下
- 上昇時はローソク足3本連続陽線、下降時はローソク足3本連続陰線
- ローソク足が3分確定で逆張り3分判定のエントリー
トレンド過程で同じ方向へのローソク足が連続することで瞬時の反発が見込めます。
値幅も抜けやすいので、ハイローオーストラリアのスプレッドターボ取引に最適です。
また、3本目のローソク足が前の2本より大きければさらに勝率のアップが見込めます。
5分判定の攻略法
5分判定を狙う際は、MT4を以下の設定で行っていきます。
ローソク足表示 | 1分足 |
表示するインジゲーター | VLDMI※14,10,5のデフォルト設定 |
5分足ではなく、1分足チャートで表示させましょう
また、使用するVLDMIというインジケーターはMT4に標準搭載されていないので、以下のURLからダウンロードしてみてください。
(※VLDMIはMT4専用)
表示ができたら、上チャートのような緩やかに推移しているトレンド相場を探してみてください。
3分足攻略のようなトレンド過程の反発の有無は問いません。
トレンド相場にはトレンドラインを引いて、意識されている価格帯をチェックしておきましょう。
- トレンド過程でトレンドラインを更新
- 上昇時:VLDMI70以上、下降時:VLDMI30以下
- 上昇時はローソク足が大陽線、下降時はローソク足が大陰線
- ローソク足が1分確定で逆張り5分判定のエントリー
VLDMはオシレーター系のツールですが、トレンド相場でも機能しやすいという特徴があります。
また、5分足で分析するよりも、1分トレンドの転換を狙った方が値幅が抜けやすく、スプレッドターボ取引でも勝ちやすいです。
【番外編】経済指標の攻略法
ハイローオーストラリアのスプレッドターボ取引は、経済指標との相性が良いです。
MT4/MT5のローソク足は3分または5分足表示にして、以下のような指標を狙いましょう。
・米国雇用統計
・FOMC(議事要旨を除く)
・英、米、欧のGDP発表(速報値)
・英、欧の政策金利発表(議事要旨を除く)
・米CPI(速報値)
上記のような指標は、発表後に売買が加速して大きな変動を見せる傾向にあります。
指標発表前は売買が小さく低い平均値で推移しやすいです。
低い平均値から急騰・急落してきたポイントを、3分か5分の逆張り判定で狙うと良いでしょう。
- 指標発表後のローソク足が坊主足(ヒゲがないか小さい状態)
- 指標発表後の急騰・急落を狙う
- ローソク足が3分または5分足確定で逆張りのエントリー
1分や30秒判定では、急騰・急落過程でのエントリーになる可能性があるのでおすすめできません。
3分か5分足でヒゲのないローソク足が確定したポイントを狙いましょう。
指標後の反発は大きな変動が見込めるので、スプレッドの付いた取引でも高い勝率が見込めます。
指標発表後は約定拒否が発生しやすいです。約定拒否されて遅れてエントリーしてしまうと根拠が崩れるのでスルーして次のチャンスを待ちましょう。
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