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バイナリーオプションのインジケーター最強組み合わせ6選【MT4対応】

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バイナリーオプションのような短期取引では、投資家心理を予測するファンダメンタルズではなくテクニカル分析を使うのが一般的です。

テクニカル分析では各種インジゲーターを使用しますが、1つの指標ではなく複数使うことで勝率のアップが見込めます。

本記事では、バイナリーオプションでインジゲーターを組み合わせるメリットや、インジケーターのおすすめ組み合わせ方法を詳しく解説していきます。

ほとんどがMT4に標準搭載されているので、すぐに使うことができますよ。

目次

インジゲーターを組み合わせる3つのメリット

単体ではなく複数のインジゲーターを同チャートに表示させることがインジケーターの組み合わせの意味です。

多くのプロトレーダーは複数のインジゲーターを組み合わせて分析しており、基づいた根拠によってトレードを行っています。
インジゲーターを組み合わせるメリットは、主に以下の3つです。

インジゲーターを組み合わせるメリット
  • 勝率のアップが見込める
  • エントリーポイントを精査しやすい
  • トレンド、レンジの両方に対応可能

それぞれのメリットを詳しく見ていきましょう。

勝率のアップが見込める

バイナリーオプションにおいてインジゲーターを組み合わせる一番のメリットは、勝率のアップが見込めるという点です。

インジゲーター単体で分析をしても、高い勝率は見込めません。

多くのバイナリーオプション業者では1つの取引に対して1.7~1.9倍ほどのペイアウトが付くのが一般的ですが、2倍以下のペイアウトであれば勝率50%以上を必ずクリアしておかなければ利益が出ません。

バイナリーオプションでは、ストキャスティクスやRSIのような逆張り系インジゲーターが人気ですが、単体で使ってもギリギリ50%を上回るくらいの勝率しか出せません。

勝ち負けを繰り返してしまい、連勝が見込めないことから利益を出すことも簡単ではないです。

複数のインジゲーターを組み合わせて使うと、根拠を付けたす形となり、通常であれば負けていたところのエントリーを避けられる場合があります。

結果的に勝率のアップも見込めるため、有効な分析方法とも言われています。

エントリーポイントを精査しやすい

インジゲーターを組み合わせて使うことで、エントリーポイントが精査しやすくなるというメリットもあります。

以下のチャート図は、1分足のチャートにストキャスティクスを表示させた際の画像で、約2時間の値動きを表しています。

サブチャートに表示されているストキャスティクスを見ると、2時間のうちにエントリーポイントが10回も来ていることが分かります。

わずか2時間で1つの通貨ペアに対して10回ものエントリーをしてしまうと、連敗時に資金管理を乱してしまう可能性があるのです。

インジゲーターを複数組み合わせて使えば、根拠の少ないポイントを精査できるため、エントリー回数も多くならずに済みます。

連敗率も低くなるので、バイナリーオプションにおいて資金管理を守った根拠のあるトレードが可能です。

トレンド、レンジの両方に対応可能

複数のインジゲーターを組み合わせることは、トレンド、レンジの両方に対応できるようになります。

為替相場は一定間隔で同じ価格帯を行き来するレンジ相場と、一方方向に伸びるトレンド相場の2種類があります。

インジゲーターにもまた、トレンド系インジゲーターとレンジ(オシレーター)系のインジゲーターがあり、両方をチャートに挿入することで、どちらの相場にも対応ができるのです。

また、レンジ・トレンドそれぞれの根拠を活かすことで、幅広い視点で相場を読み取れます。

トレンド系→メインチャートに表示される
レンジ(オシレーター系)→サブチャートに表示される

全ての指標が上記の通りではありませんが、それぞれのインジゲーターが異なる箇所に表示される傾向にあるので、組み合わせ次第では分析もしやすいです。

インジゲーターはMT4やMT5などのプラットフォームから挿入できます。

インジゲーターを組み合わせたバイナリーオプション攻略方法

次に、おすすめのインジゲーターの組み合わせについて解説をしていきます。

インジゲーターを組み合わせてバイナリーオプションでの勝率を上げていきたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

ボリンジャーバンド×ストキャスティクス

まず紹介するのは、ボリンジャーバンドとストキャスティクスを表示させた取引方法です。

設定や表示期間は以下のように設定しましょう。

指標設定期間
ローソク足5分足
ボリンジャーバンド期間20、偏差2.5
ストキャスティクスデフォルト(※期間5.3.3)
ボリンジャーバンド×ストキャスティクスの設定

表示したチャートがこちらになります。

基本的にストキャスティクスはトレンド相場では全く機能しなくなるので、レンジ相場を見つけて狙っていきましょう。

組み合わせたうえでのエントリーポイントは、上の〇のような箇所です。

左がHighエントリーのポイントで、右がLowエントリーのポイントですね!

エントリーポイント
  • ローソク足が大陽線or大陰線
  • 上昇時はストキャスティクスの80にタッチ、ボリンジャーの上線をローソク足が超えてきた場合
  • 下降時はストキャスティクスの20にタッチ、ボリンジャーの下線をローソク足が超えてきた場合
  • 逆張りで次足5分後の判定を狙う

ボリンジャーバンドはバンド内に価格が収まる確率を示すインジゲーターです。

ストキャスティクスはレンジ内での買われすぎ、売られすぎを示してくれます。

ボリンジャーバンドの線にタッチ、ストキャスティクスの反応はどちらもレンジ内での反発が見込める相場であるため、短期的な逆張りが有効です。

ローソク足のサイズが大きいとさらに反発確率も上がるので高い勝率が見込めます。

⚠️注意すべきポイント

トレンドの前兆となって負ける可能性あり。レンジ期間が長い場合は見送ろう!

GMMA×RSI

次に紹介するのは、GMMAとRSIを使った分析方法です。

以下のような設定で表示させていきましょう。

指標設定期間
ローソク足1分足
GMMA移動平均線の短期線グループ:期間3・5・8・10・12・15
移動平均線の長期線グループ:期間30・35・40・45・50・60
の合計12本を表示
RSI期間14
GMMA×RSIの設定

上記設定で表示させたチャートが以下の画像です。

GMMAは移動平均線を組み合わせて表示させたものです。

短期線の6本と長期線の6本は色分けをして表示しておきましょう。
RSIはサブチャートにデフォルト表示させます。

ポイントとしては、トレンドの転換点で順張りをするイメージです。

最初はRSIに注目をしなくても問題ありません。
メインチャートで上昇、下降いずれかのトレンドが形成されていないかをチェックしておきましょう。

トレンド相場の形成後に、RSIのパターンであるダイバージェンスが出現したことを確認します。

ダイバージェンス
ローソク足価格とRSIのようなオシレーターが逆行して動く現象

上チャートで見ると、ローソク足価格は下落しているにも関わらずRSIは上向きに推移していることが分かります。

このような逆行現象を狙って行きましょう。

ダイバージェンスが確認できた後に、GMMAの短期線束と長期線束が交わってきたら上昇方向にエントリーします。

緑の◯のところでHighエントリーを入れます。
ローソク足を見てもわかるように、陽線が連続していますね。

エントリーポイント
  • トレンドが一服したポイント
  • GMMAの短期線と長期線が交わる
  • GMMAが交わる前にRSIでダイバージェンスが発生
  • 下降トレンドではハイエントリー、上昇トレンドではローエントリーでトレンド転換を狙う
  • 判定時間は10分~20分程度

GMMAやRSIのダイバージェンスはトレンドの転換点を示す際に有効なインジゲーターです。

2つを組み合わせて、トレンドの終わりを長い判定で狙って行きましょう。

⚠️注意すべきポイント

短期判定では勝ちにくい。チャートは1分足、エントリーは10分以上の長期判定で行うべし!

MACD×RSI

次に紹介するのは、MACDとRSIを組み合わせた分析方法です。

以下のような設定でチャートに表示させましょう。

指標設定期間
ローソク足1分足
MACD期間12
RSI期間14
MACD×RSIの設定

先ほど紹介したRSIのダイバージェンスと、MACDのダイバージェンスを組み合わせて活用していきます。

1つのチャートに、MACDとRSIを表示させましょう。

トレンド相場が出現した後に、2つのインジゲーターでダイバージェンスができていることを確認します。

上チャート図のように、価格は下落、インジゲーターは上昇といった逆行現象を起こしたポイントで狙っていきます。

エントリーポイント
  • 価格に対して2つのインジゲーターがダイバージェンスになったタイミングでエントリー
  • 上昇時はロー、下降時はハイの逆張りで狙う
  • 判定時間は10分~15分程度

MACDはトレンド相場でも機能する優秀なオシレーターです。

レンジに強いRSIと組み合わせることで、RSIのダイバージェンスに対しても根拠を加えた取引ができます。

⚠️注意すべきポイント

波のないダラダラしたトレンドでは勝ちにくい。波のあるトレンドを狙うべし!

一目均衡表×ストキャスティクス

次は、一目均衡表とストキャスティクスを組み合わせた分析方法です。

以下の設定でインジケーターを挿入しましょう。

指標設定期間
ローソク足5分足
一目均衡表転換線:9
基準線:26
先行スパンB:52
ストキャスティクスデフォルト(※期間5.3.3)
一目均衡表×ストキャスティクスの設定

一目均衡表では、メインチャートに表示される雲の位置を見て相場方向を分析します。

雲の下にローソク足があると下降気味、雲の上にローソク足があると上昇気味と判断できます。

雲の内部にローソク足があるとレンジ気味と判断できるので、レンジ内での反発に強いストキャスティクスと相性が良いです。

雲の内部でストキャスティクスが反応した地点がエントリーのポイントとなります。

エントリーポイント
  • ローソク足が一目均衡表内に隠れた状態
  • 上昇時はストキャスティクス80を超えた箇所でローエントリー
  • 下降時はストキャスティクス20を下回った箇所でハイエントリー
  • 判定時間は5分程度

一目均衡表内にローソク足が隠れているポイントは、相場の方向性が決まっていないことから、ストキャスティクスの反応地点で反発をしやすいです。

⚠️注意すべきポイント

明確なトレンドが出た相場で狙うべし!

移動平均線×CCI

次に紹介するのは、移動平均線とCCIを組み合わせた分析方法です。

以下の設定でチャートを表示させていきます。

指標設定期間
ローソク足5分足
移動平均線期間20
CCI期間14
移動平均線×CCIの設定

表示が完了したら、まず各通貨でトレンド相場を形成していないかを確認しましょう。

本分析手法では、トレンド過程での反発を狙っていきます。

上チャートの黒〇部分がエントリーポイントです。

エントリーポイント
  • トレンド過程で一時的に反発をしてきたポイント
  • 移動平均線にローソク足がタッチしている
  • 上昇トレンドではCCIが0ラインを割った箇所でHighエントリー
  • 下降トレンドではCCIが100ラインを超えた箇所でLowエントリー
  • 判定時間は10分~20分程度

トレンド方向に逆らわずにエントリーをしていきます。

移動平均線の上にローソク足があれば上昇トレンド形成、移動平均線の下にローソク足があれば下降トレンドと判断することが可能です。

ここでは上昇トレンド時の例で紹介しましたが、下降トレンド時でも同じ条件で逆張りを狙って行きます。

⚠️注意すべきポイント

上位足で相場の方向性を確認しておくと尚強い。
例)下位足で下降トレンドなら、上位足でも下降トレンドであるとより勝率が高くなる。

ボリンジャーバンド×RSI

最後に紹介するのは、ボリンジャーバンドとRSIを組み合わせた分析方法です。

以下の設定で挿入していきます。

指標設定期間
ローソク足1分足
ボリンジャーバンド期間20、偏差2.5
RSI期間14
ボリンジャーバンド×RSIの設定

上の表示ができたら、まずトレンド相場を形成しているかチェックしていきましょう。

下降トレンドの場合、トレンド形成後に一服(上昇)、その後再度下降したポイントを狙っていきます。

ボリンジャーバンドの線が一方方向に進んでいるのではなく、一度上昇方向に転じて線と線の幅が小さくなった後のトレンドです。

ここにRSIの根拠を付け加えていきましょう。

トレンドが発生した後の黒い〇の箇所がエントリーポイントです。

エントリーポイント
  • トレンド一服→再度トレンドが継続
  • ボリンジャーバンドの上or下線にローソク足がタッチ
  • 上昇トレンドではRSIが70ラインを上回った箇所でローエントリー
  • 下降トレンドではRSIが30ラインを下回った箇所でローエントリー
  • 判定時間は10分程度

トレンドが一度一服して、ボリンジャーとRSIの根拠を付け足したエントリーをしていきます。

短い判定時間では反発するまでに時間がかかってしまう可能性があるので、10分程度の判定で追うようにしましょう。

⚠️注意すべきポイント

極力大きいローソク足を狙うと反発確率が増す!

インジゲーターを組み合わせる際の注意点

バイナリーオプションでインジゲーターを組み合わせる際は、以下のようなポイントに注意する必要があります。

インジゲーターを組み合わせる際の注意点
  • 多くのインジゲーターを入れすぎない
  • 相性の悪い組み合わせもある
  • エントリーポイントがなくなる場合がある

詳しく見ていきましょう。

多くのインジゲーターを入れすぎない

インジゲーターを組み合わせる際は、1つのチャートに対して2~3つまでを挿入しましょう。

4つ以上のインジゲーターを同じチャートに挿入してしまうと、肝心なローソク足の形が見えなくなってしまう可能性があります。

単体で使うよりも効果は見込めますが、あまりにも多くのインジゲーターを入れては分析そのものができません。

複数の指標を精査してチャートへ表示させましょう。

インジゲーターも重要だが、結局はローソク足が根拠の決めてになるケースが多い。ローソク足が見にくくなるような使い方はNGだな。

相性の悪い組み合わせもある

インジゲーターは全ての組み合わせで勝率が上がるわけではありません。
中には組み合わせることで勝率を悪化させてしまうものもあります。

例えば、RSIとストキャスティクスは計算方法こそ違うものの、売られすぎ買われすぎを把握するという目的は同じです。

相場によっては同じ箇所で反応するほか、異なる箇所で反応したとしても単体で使うのと変わらなくなってしまいます。

組み合わせる際は過去相場を見ながら、インジゲーターごとの相性を把握しておきましょう。

エントリーポイントがなくなる場合がある

インジゲーターを組み合わせて設定を厳しくしてしまうと、そもそものエントリー根拠がなくなる可能性もあります。

高い勝率を追うのは重要ですが、組み合わせにより狙うポイントがなくなってしまえば意味がありません。

組み合わせる場合は最低でも1日に5~10回ほどチャンスが来ている組み合わせで設定すると良いでしょう。

インジゲーターマニアにならず決めたものを使い続けよう

各種インジゲーターの使い方について紹介しました。
MT4・MT5には豊富なインジゲーターがありますが、決してインジゲーターマニアになってはいけません。

バイナリーオプションでは、様々なインジゲーターを使って聖域を見つけようとする方が多いです。

インジゲーターを使った聖域は存在せず、決まったインジゲーターを使い続けるのが攻略の近道です。

勝てないからと言ってすぐに他のインジゲーターに乗り換えるのではなく、決まったものを極めて見ると良いぞ。

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この記事を書いた人

会社員でありバイナリーオプショントレーダーでもあるマサヒラでござる。自分が得たバイナリーの知識をアウトプットするだけでなく、バイナリーオプションについてもっと知ってもらい、これから始める人の参考になればとても嬉しいでござるよ!
"小学生にもわかるように"をモットーに、楽しく記事を執筆しておる!

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