バイナリーオプションは何分取引がおすすめ?判定時間を詳しく解説
バイナリーオプションでは、判定時間ごとに戦略を変えることで効率よく取引ができます。
バイナリーオプション初心者の方は、「何分取引で取引したら良いのか?」「判定時間の選び方が分からない」という方も多いでしょう。
本記事では、バイナリーオプションでは何分取引がおすすめか、判定時間を選ぶ際のポイントについて詳しく解説していきます。
バイナリーオプションでは何分取引が人気?
海外のバイナリーオプションでは、会社によって様々な判定時間が提供されています。
最初に結論をお伝えすると、バイナリーオプションでは、3分~5分程度の短期判定が人気の傾向です。
海外バイナリーオプション業者で人気No1のハイローオーストラリアを例に見ていきましょう。
HighLow | 15分 1時間 1日 |
---|---|
Turbo | 15秒 30秒 1分 3分 5分 |
短期は15秒~、長期は1日単位での取引ができる仕組みです。
ただし、利用する海外バイナリーオプション業者によっては30秒~5分程度の判定時間しか提供されていない場合もあります。
1時間や1日はFX目線での長期取引となるので、あまり人気がありません。
どの会社でも、3分~5分程度の短期判定は提供されている傾向なので、多くの方が利用している判定時間となっています。
判定時間のルールに注意
海外バイナリーオプションの会社では、各社で判定のルールが異なります。
以下のポイントに注意しましょう。
①エントリーした時間から判定時間が逆算される取引
②最初から判定時間が決まっており、どのタイミングでエントリーしても同じ判定の取引
ハイローオーストラリアを例に見ていきます。
ハイローオーストラリアでは、Turbo(①)とHighLow(②)が提供されています。
①のTurbo5分を選択した場合、どのタイミングでエントリーしても5分後が判定になる仕組みです。
対して②のHIghLow15分取引では、5分おきの判定時間が明確に定められており、エントリーしたタイミングに関わらず、決められた時間に判定を迎えます。
HigLow15分の場合は、エントリーするタイミング次第で、判定までの時間を長くも短くもすることができるのです。
上記のようなルールは、各バイナリーオプション業者によって異なりますが、多くはハイローオーストラリアで言うHigLowの仕組みが提供されている傾向です。
業者名 | 判定時間のルール |
---|---|
\ 人気No1業者 / ハイローオーストラリア | 約定のタイミングから逆算される判定と、明確に時間が決まっている判定の両方 |
\ イベント豊富 / ザ・オプション | 32銘約定のタイミングから逆算される判定と、明確に時間が決まっている判定の両方柄 |
\ スマホ向け / Bubinga(ブビンガ) | 明確に時間が決まっている判定のみ |
\ 安全性抜群 / ブルベアハイロー | 約定のタイミングから逆算される判定のみ |
\ 運営歴が長い / ファイブスターズマーケッツ | 明確に時間が決まっている判定のみ |
\ 今後に期待 / Bi-Winning | 明確に時間が決まっている判定のみ |
\ 日本語が不完全 / ポケットオプション | 約定のタイミングから逆算される判定のみ |
初心者におすすめの判定は何分取引か
バイナリーオプションにおける判定時間の決め方について解説してきましたが、初心者の方には以下の判定時間がおすすめと言えます。
- 3分判定
- 5分判定
- 10分~15分判定
短期売買であれば3分、5分程度、長期判定であれば10分~15分判定を選択すると良いでしょう。
バイナリーオプションの判定時間は以下の8種類です。
※2時間判定は国内業者のみ取り扱いがあります。
上のボタンを押せばそれぞれの攻略法を見ることができるぞ。
バイナリーオプションでは、MT4やMT5などのツールから分析するのが一般的ですが、MT5であれば3分足、5分足の両方が搭載されています
バイナリーオプションの会社によっては2分や4分といった判定時間も設けられています。
しかし、2分足や4分足といった中途半端な時間足はMT4やMT5の時間足にはないので、上級者向けの取引方法と言えるでしょう。
また、10分~15分取引をする際は、1分や5分足で分析するトレーダーが多い傾向です。
30秒や1分取引は負けやすいので注意
初心者の方に注意してほしいのが、多くの方が30秒や1分取引を選びやすいという点です。
早急に決着がつく事から、初心者人気が高い傾向にあります。
しかし、30秒や1分取引はペイアウトが高い反面負けやすい取引でもあります。
資金管理を乱しやすい判定時間でもあるので、基本的には3分以上の判定時間を選択するようにしましょう。
1時間・1日取引はチャンスが少ない
バイナリーオプションは、判定までの時間が短いほど負けやすいですが、長すぎれば良いというわけではありません。
各バイナリーオプション会社では、1時間以上の判定時間を提供している会社も多いです。
ただし、1時間以上の判定時間はチャンスが少ないというデメリットがあります。
バイナリーオプションは1日の間に何回も取引ができる点が特徴です。
1時間や1日取引では1日の間に取引できる回数が限られてしまい、利益に転じるまで時間がかかるケースが多くなりがちです。
相場によっておすすめ判定時間は異なる
バイナリーオプションでは様々な判定時間が選択できますが、各トレーダーごとの手法や取引をする相場状況に応じて何分取引かを選ぶべきと言えるでしょう。
バイナリーオプションで高い勝率を上げるトレーダーは、判定時間を使い分けることで高い収益性を出している傾向です。
以下で、相場や手法ごとでのおすすめ判定時間を解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
レンジ相場でおすすめの判定
レンジ相場とは、価格が一定期間内で推移する相場を指します。
レンジ相場では、価格の反発を活かしたトレードが有効です。
そのため、判定時間は短い時間の方が有効となります。
レンジ判定では3分~5分程度の短期判定がおすすめの取引方法と言えるでしょう。
トレンド相場でおすすめの判定時間
トレンド相場は、レンジ相場とは異なり価格が一方方向に伸びる相場を指します。
トレンド相場では、トレンドの継続狙いorトレンド転換を狙いの手法が有効です。
レンジ相場のように瞬時の反発は見込みにくいので、長期判定が効果的となります。
トレンド相場では10分~15分程度の長い判定時間をメインに活用すると良いでしょう。
逆張りにおすすめの判定時間
判定時間は、相場の状況だけではなく、逆張りか順張りかで変化を与えると良いです。
バイナリーオプションの取引では、多くの方が逆張りを活用している傾向にあります。
逆張りも前述した相場状況で、おすすめの判定時間は異なります。
相場状況 | おすすめの判定時間 |
---|---|
経済指標やマーケットオープン時の急変動時 | 1~5分程度の短期判定 |
レンジ内、レンジブレイクでの反発狙い | 1~5分程度の短期判定 |
トレンドの転換狙い | 10~15分程度の長期判定 |
上記を目安に判定時間を判断する良いでしょう。
反発の速さと遅さを基準に選ぶ必要があります。
レンジ内や、急変動時は瞬時の反発を狙うため、短期の判定が有効です。
対してトレンド相場での逆張りは、反発までに時間がかかる場合が多く、短期判定では転換まで間に合わずに判定を迎える可能性もあります。
トレンド相場を例に、上図の①のポイントで逆張りのローエントリーを狙うとします。
短期判定の場合はさらに上昇した②のポイントで判定を迎えるため負けです。
しかし、③の長期判定では価格が大きく戻されて、結果勝ちにつながるということも充分あり得ます。
順張りにおすすめの判定時間
順張りは、バイナリーオプションの取引で使用している方がほとんどいません。
長期的なトレンド相場の継続を狙う必要があるので、チャンスが少ないのが特徴です。
順張りで狙う方は、分析をする時間足に応じて判定時間を選ぶ方法が一般的となっています。
時間足 | 順張りにおすすめの判定時間 |
---|---|
1分足~5分足 | 1時間判定 |
15分~30分足 | 3時間~6時間程度の判定 |
1時間足 | 1日判定 |
判定時間よりも、表示する時間足の方が短期足になっている点がポイントです。
1時間足の順張りで1時間判定を選択した場合、次足の動向を分析しなければいけないので、予想が難しく高い勝率が見込めません。
取引時間ごとに判定時間を選ぶ方法
バイナリーオプションの判定時間は、取引をする時間帯で選ぶという方法もあります。
- 午前中→流動性が低め、オーストラリアとNZ市場の開場で一時的に動くケースがある
- 正午~16時まで→日本の重要指標がない場合は、各通貨で停滞する傾向
- 16時~20時台→ロンドン市場の開場でボラティティが拡大しやすい
- 21時~深夜1時→ロンドン市場と米市場が重なり変動幅が大きくなりやすい
- 深夜帯~早朝→各通貨で停滞しやすい、米指標で大きく動くケースも
上記の特徴を踏まえたうえで、おすすめの判定時間を紹介していきます。
午前中から昼時間におすすめの判定時間
午前中から昼の時間帯は、あまりバイナリーオプション向きの相場ではありません
各通貨で停滞する傾向にあるので、同値や価格停滞による負けのリスクが上がる相場です。
そのため、短期判定の中でも30秒や1分などの短い判定ではなく、3分~5分程度の判定時間がおすすめと言えるでしょう。
午前中は、日本時間8時から10時頃に小さなトレンドを作ることもあります。
小さなトレンドを作る=通常よりもボラティティが高いと判断できます。
ただし、あくまでも小さいトレンドであるため、10分ほどの長期判定ではなく5分程度の判定時間が望ましいと言えるでしょう。
夕方から夜時間におすすめの判定時間
夕方から夜の時間は、ロンドン市場とアメリカ市場の開場により変動が激しくなる時間帯です。
16時00分(夏時間は15時)にロンドン市場、21時30分(夏時間は22時30分)にアメリカの市場が開場します。
日中に停滞していた相場でも、16時にロンドン市場が開場したタイミングで大きく動きやすいです。
トレンド相場を形成しやすいですが、ボラティリティの高さからどの判定時間を選択しても問題ないと言えるでしょう。
また、アメリカ市場が開場すると徐々にレンジ相場を形成するケースも多いです。
日中のレンジ相場に比べてボラティリティが高いことから、3分程度の短い判定時間も有効な相場となります。
深夜帯におすすめの判定時間
深夜帯は、夕方から夜に比べて一気に動きが静かになってきます。
そのため、レンジ相場を狙った戦略が主流となるでしょう。
しかし、夕方から夜に形成するレンジとは違って、極端に短い判定や長期判定の勝率が落ちます。
短期判定では、ボラティリティの問題から判定までに間に合わない可能性があります。
また、長期判定を狙っても価格を戻してくる可能性があるので、勝率が安定しないでしょう。
ただし、FOMCやFRB議長などの重要指標がある際は、米ドルを中心としたトレンド相場を形成する場合もあります。
指標が集中している日の深夜帯であれば、短期・長期判定の両方とも有効です。