バイナリーオプションのMT5おすすめ業者を解説【2024年最新版】
バイナリーオプションでは、別途プラットフォームを用意して分析するのが一般的です。
中でも、高機能分析ツールであるMT5は高い人気を誇ります。
本記事では、バイナリーオプションに利用できるおすすめMT5や選定のポイントについて詳しく解説していきます。
バイナリーオプションでMT5を選ぶポイント
MT5とは、ロシアのメタクォーツ社が開発した高機能為替プラットフォームです。
バイナリーオプションでは、同社の提供するMT4を使う方が多いですが、今後主流となるのはMT5です。
上位互換ツールであるMT5は以下のような特徴があります。
MT4に比べて高水準の環境で分析できることから、バイナリーオプションでの取引も有利に行えます。
しかし、MT5を利用するためにはMT5を提供している海外FX業者のアカウントを解説する必要があります。
ただし、MT5という大枠は一緒でも、提供するFX会社によって若干の違いがあります。
まずは、MT5を使うために必要となるFX会社の選定ポイントについて見ていきましょう。
通貨ペア数で選ぶ
MT5を使用する際は、各FX会社の通貨ペア数に注目しておきましょう。
海外FXでは、各社によって通貨ペア数が異なります。
現在は、様々な海外バイナリーオプション会社がありますが、バイナリーオプションの会社によっても銘柄数が大きく変わります。
ハイローオーストラリアやザオプションなどの会社は、メジャー通貨のみの取り扱いとなっているので、基本的にはどのFX会社のMT5を選択しても問題ないと言えるでしょう。
しかし、BubingaやBi-winningのように、仮想通貨や株式、株価指数を豊富に扱っている会社では、MT5で特定銘柄の表示ができない可能性があります。
提供するFX会社の銘柄が、取引をしたいバイナリーオプション会社で扱っているかどうかは事前に把握しておきましょう。
土日に対応しているかどうか
近年のバイナリーオプション会社では、土日の取引に対応している会社も多いです。
仮想通貨は土日でも市場が動いているので、一部の会社では土日でも取引ができる仕組みです。
土日の取引に対応していない会社は、MT5も稼動しておらず分析ができません。
もしも、バイナリーオプションの取引を土日に行いたいという方は、土日に対応しているMT5を提供する会社を選択しましょう。
採用しているサーバーのスペック
MT5を選択する際は、各FX会社の採用しているサーバーのスペックを見てあげると良いです。
FX会社では、同じMT5というプラットフォームを提供しているにしても、値動きに若干の違いがあります。
値動きの違いは、各社で採用しているサーバーが異なることから起きる現象です。
スペックの低いサーバーを採用している会社では、相場の急変動時に値動きが追い付かない可能性があります。
値動きの反映が遅れにくいかどうかは、各社の約定力を見てあげると良いです。
約定力が高い会社ほど値動きのズレが発生しにくい会社であると判断できます。
バイナリーオプションにおすすめのMT5業者
前述した選定ポイントを踏まえたうえで、バイナリーオプションにおすすめのMT5を紹介していきます。
なお、バイナリーオプションの分析をするだけであれば、MT5はデモ口座のみで問題ないです。
FX取引をする予定がなければ、リアル口座を開設する必要はありません。
各表内の約定力は低・中・高の3段階で独自に評価しておるぞ。
約定力が高い会社ほど、急変動時でも値動きの反映遅れが少ない会社と捉えてください!
XM Trading
プラットフォーム | MT4、MT5、 |
---|---|
通貨ペア | 55銘柄 |
仮想通貨 | 31銘柄 |
株式 | なし |
株価指数 | 24銘柄 |
土日の取引 | 対応 |
約定力 | 高 |
XMは、海外FXで日本人人気No1の会社です。
銘柄数は特筆したものがありませんが、全ての銘柄でバランスよく扱っています。
通貨ペア数は55銘柄とメジャー通貨中心のため、通常の海外バイナリーオプションで取引する分には問題ないでしょう。
また、株価指数も有名どころを扱っているので、ハイローオーストラリアやザオプションといったメジャー通貨中心のバイナリー会社での分析に適しています。
仮想通貨は31種類扱っており、土日にも対応しているので、仮想通貨メインで分析したい方にもおすすめできます。
ただし、株式の銘柄は一切扱っていないので注意してください。
Exness
プラットフォーム | MT4、MT5 |
---|---|
通貨ペア | 127銘柄 |
仮想通貨 | 11銘柄 |
株式 | 31銘柄 |
株価指数 | 13銘柄 |
土日の取引 | 対応 |
約定力 | 中 |
Exnessは、豊富な通貨ペアを扱っている海外FX業者です。
外国為替の銘柄数は127銘柄とかなり多く、マイナーな通貨の分析にも適していると言えるでしょう。
海外バイナリーオプションの会社によっては、メジャー通貨ペアだけではなく、流動性の低いマイナー通貨を扱っている会社も多いです。
Exnessであれば、ほとんどの外国為替を網羅しているので、外国為替中心でMT5を使いたい方に適していると言えるでしょう。
また、仮想通貨銘柄も扱っており土日に対応していますが、日本円とのペアなども多いため、ビットコインやイーサリアム以外の通貨での分析には適していません。
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FXGT
プラットフォーム | MT4、MT5 |
---|---|
通貨ペア | 55銘柄 |
仮想通貨 | 41銘柄 |
株式 | 50銘柄 |
株価指数 | 13銘柄 |
土日の取引 | 対応 |
約定力 | 低 |
FXGTは、バイナリーオプションで仮想通貨・株式の取引をしたい方に適しています。
プラットフォームは、MT4とMT5の2つを提供しています。
仮想通貨・株式共に50種類以上の銘柄を取り扱っており、仮想通貨は土日の取引にも対応しています。
FXGTは海外FX中でも、取り扱い銘柄の追加に積極な会社です。
一部のバイナリーオプション会社でも様々な仮想通貨銘柄が続々と追加されていますが、FXGTであれば新規銘柄にも対応できる可能性が高いと言えるでしょう。
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AXIORY
プラットフォーム | MT4、MT5、ctrader |
---|---|
通貨ペア | 62銘柄 |
仮想通貨 | なし |
株式 | 157銘柄 |
株価指数 | 10銘柄 |
土日の取引 | 非対応 |
約定力 | 高 |
AXIORYでは、MT5に加えてMT4やcTraderを提供している海外FX会社です。
cTraderは、プラットフォームの中ではマイナーですが、動作スピードの早さや板情報の閲覧ができるなど、幅広い取引に適しています。
詳しくは、cTraderを使ったバイナリーオプション攻略法記事で解説しているぞ。
AXIORYの特徴は、豊富な株式を提供しているという点にあります。
米国を中心に157もの銘柄を扱っており、MT5での表示も可能です。
Bi-winningやBuingaといった会社で豊富な株式をMT5で分析したいという方に適していると言えるでしょう。
その反面、仮想通貨の取り扱いはなく、土日の取引にも対応していません。
外国為替はメジャー通貨を中心に扱っているので、MT5で為替や株式をメインに取引する際に使用してみてください。
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TitanFX
プラットフォーム | MT4、MT5、 |
---|---|
通貨ペア | 60銘柄 |
仮想通貨 | 35銘柄 |
株式 | 100銘柄 |
株価指数 | 21銘柄 |
土日の取引 | 非対応 |
約定力 | 高 |
TitanFXは、強固なサーバーを適している事から、MT5・MT4共に動作スピードの早さに定評があります。
変動幅の荒い通貨や流動性の低い通貨での取引に適している会社です。
値動きの反映も他社に比べて早いので、バイナリーオプションのような短期売買に適していると言えるでしょう。
銘柄数は、通貨ペア60種類、株価指数21種類と平均以上の水準です。
株式の扱いは多く、100銘柄とアメリカを中心とした大手企業の銘柄で分析ができます。
変動の激しい銘柄で取引したい方や、株式中心にバイナリーオプションの取引をしたい方に最適と言えるでしょう。
仮想通貨は35銘柄の取り扱いですが、土日の取引には対応していないので注意してください。
TitanFXのMT5で土日に仮想通貨を表示させても、値動きが反映されません。
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OANDA証券
プラットフォーム | MT4、MT5、fxTrade |
---|---|
通貨ペア | 60銘柄 |
仮想通貨 | なし |
株式 | なし |
株価指数 | 14銘柄 |
商品CFD | 10銘柄 |
土日の取引 | 非対応 |
約定力 | 高 |
OANDAは、カナダで設立されたFX会社です。
OANDA証券はOANDAの日本法人であり、MT5だけではなくMT4も提供されています。
国内の証券会社は銘柄数が少ない傾向ですが、OANDA証券では通貨ペアで60種類の取り扱いと豊富です。
バイナリーオプションの分析用ツールとしても申し分ないでしょう。
その代わり、仮想通貨等の扱いはないので注意してください。
ハイローオーストラリアでは2024年7月より15秒取引ができるようになっていますが、OANDAのツールを使えば秒足で高度な分析ができるでしょう。
30秒判定などの分析にも有効なので、OANDAのMT5と併行して使用してみてください。
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ByBit
プラットフォーム | MT4、MT5 |
---|---|
通貨ペア | なし |
仮想通貨 | 300種類以上 |
株式 | なし |
株価指数 | なし |
商品CFD | なし |
土日の取引 | 対応 |
約定力 | 普通 |
ByBitはFX会社ではなく、海外大手の仮想通貨取引所です。
そのため、通貨ペアや株式等の扱いはなく、仮想通貨銘柄のみ扱っています。
これまではMT4のみが提供されていましたが、2024年8月よりMT5の提供も開始されています。
ByBitでは豊富な300種類以上の仮想通貨銘柄を扱っており、MT5から高度な分析が可能です。
近年は仮想通貨取引のできるバイナリー業者も増えており、マイナーな仮想通貨の分析に最適と言えるでしょう。
さらに、ByBitでは土日でも問題なく値動きが反映されます。
バイナリーオプションの取引を行う際、仮想通貨メインでの分析チャートとして利用を検討してみてください。
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フィリップ証券
プラットフォーム | MT5 |
---|---|
通貨ペア | 24種類 |
仮想通貨 | なし |
株式 | 約90種類(米国株) |
株価指数 | 4銘柄 |
商品CFD | 5銘柄 |
土日の取引 | 非対応 |
約定力 | 高 |
フィリップ証券は、シンガポールに拠点を持つフィリップキャピタルグループの日本法人です。
プラットフォームはMT5のみを採用しており、デモ口座も利用可能です。
外資系の会社ということもあり、海外FXの会社に比べると通貨ペア数は24銘柄と少なめです。
また、株価指数や商品CFDの数も決して多くはありません。
しかし、フィリップ証券では豊富な株式銘柄を扱っており、バイナリーオプションの分析にも活かせます。
海外のバイナリーオプションでは、豊富な株式銘柄での取引ができる業者も多いです。
通貨ペアの取引に加え、株式も取引してチャンスを増やしたい方に最適と言えるでしょう。
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FXCM社はMT5非対応
海外バイナリーオプション業者は様々な会社がありますが、多くの方は人気No1のハイローオーストラリアを使っている傾向です。
そんなハイローオーストラリアでは、FXCM社のレートを参考にしていると公表しています。
しかし、FXCM社はMT4のみの提供でMT5は提供していません。
FXCM は MetaTrader 5 を提供していますか?
引用元:FXCM公式サイト
現在、FXCM は MetaTrader 5 プラットフォームでの取引を提供していません。
公式サイト上でもMT5は対応していないと明記されており、より近いレートで分析するにはMT4を利用するほかありません。
大まかな価格動向はどのMT5でも同様に表示される
バイナリーオプションでは、ハイローオーストラリアとFXCM社の関係のように、参考レートを公表している会社のMT5を使うと良いと考える方が多いです。
しかし、どの会社のMT5を使っても価格動向に大きなズレが生じることは少ないと言えるでしょう。
そのため、本記事で紹介した銘柄数、土日対応、動作スピードなどから使いたいMT5を判断すると良いです。
ただし、各バイナリーオプション業者の取引画面と各FX会社のMT5では、通貨価格の数値が同一になることはほとんどありません。
各社で異なるサーバーを採用していることから、完全に一致した数値のMT5はないです。
MT5は価格変動の分析を行うツールとして使用し、明確な価格の数値は各バイナリーオプション会社のプラットフォームから確認をしましょう。