ポケットオプションとは?特徴・評判・安全性を詳しく解説
現在、様々な海外バイナリーオプションの業者が日本でのサービス展開を行っています。
ポケットオプションという会社は日本人ユーザー数こそ少ないですが、豊富な銘柄での取引ができる点や安全性の高さから海外で高い人気を誇ります。
本記事では、ポケットオプションの概要や良い評判・悪い評判について詳しく解説していきます。
ポケットオプション(PocketOption)とは
運営会社 | infinite Trade Ltd |
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サービス開始時期 | 2017年 |
ライセンス | コスタリカ当局 (登録番号4062001303240) |
最低入金額 | 5ドル~ |
最低出金額 | 10ドル以上 |
入出金方法 | 銀行振込 クレジットカード オンラインウォレット 仮想通貨 など |
デモ口座 | あり |
ボーナス | あり |
ポケットオプションは、infinite Trade Ltdという会社が提供するバイナリーオプションのサービスです。
infinite Trade Ltdは、コスタリカでの認可を受けている企業で一定の安全性は担保されています。
2017年からサービスを開始している実績豊富なバイナリーオプションではありますが、日本人ユーザー数はそれほど多くありません。
2020年ごろから日本語対応のプラットフォームも登場しており取引しやすくなっていますが、サポート面では外国人スタッフによる対応など、まだ認知される材料が少ないのが現状です。
しかし、取引方法の多さや銘柄数の豊富さには定評があり、一部ではポケットオプションを使って利益を出している日本人トレーダーもいます。
取引概要
ポケットオプションの取引概要は以下の通りです。
取引方法 | クイック取引 ソーシャルトレーディング エクスプレス取引 |
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最低取引金額 | 1ドル~ |
最大取引金額 | 1,000ドル |
判定時間 | 5秒、15秒、30秒、1分、3分、5分、30分、1時間、4時間 |
ペイアウト | 1.15倍~1.92倍 (変動制) |
銘柄数 | 150種類以上 |
ポケットオプションでは、1ドルの少額取引から1,000ドルの高額取引に対応しています。
初心者から上級者の方まで利用しやすいです。
判定時間は幅広く、最短5秒の取引にも対応しています。
5秒刻み(1分5秒後など)での判定時間の設定も可能となっており、幅広い取引スタイルに対応できる点も特徴です。
ペイアウトは最大で1.92倍ほどで、150種類以上もの豊富な銘柄で取引を行うことができます。
ポケットオプションの良い評判・口コミ
続いて、ポケットオプションの良い評判を見ていきます。
ポケットオプションに興味がある方は、ぜひ以下のメリットを参考にしてみてください。
豊富な銘柄で取引ができる
ポケットオプションは取引できる銘柄数が豊富なバイナリーオプション会社です。
外国為替(OTC含む) | 72種類 |
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仮想通貨 | 24種類 |
商品 | 16種類 |
ストック | 36種類 |
指数 | 24種類 |
様々な種別の銘柄を扱っており、合計で100種類以上もの銘柄で取引可能です。
海外バイナリーオプションの中でもかなり多い方であると言えるでしょう。
豊富な銘柄で積極的な取引をしたい方は、ポケットオプションで取引をしてみると良いです。
1ドルからの少額取引ができる
ポケットオプションは、1ドルからの少額取引が可能です。
2024年4月時点で1ドル=150円程度なので、約150円ほどの証拠金があれば取引できます。
業者名 | 最低取引額 |
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ポケットオプション | 1ドル(約150円程度) |
ハイローオーストラリア | 1,000円 |
ザオプション | 1,000円 |
ブルベアハイロー | 1,000円 |
最低取引額が1ドルというのは、人気の海外バイナリー業者と比べてもかなり少ない水準です。
少額で取引をしたい、まずはお試し感覚で始めたいという方には最適と言えるでしょう。
プラットフォームが使いやすい
ポケットオプションは、プラットフォームの使いやすさに関する良い評判も多いです。
多くの海外バイナリー会社では、価格動向が1本の線で表示されているだけである場合が多く、別途MT4やMT5などの分析ツールを使って取引する必要があります。
対して、ポケットオプションの分析プラットフォームでは、以下のような各種機能が利用可能です。
- ラインチャート、バーチャート、平均足、ローソク足での表示
- 14種類の時間足で表示
- 31種類のインジゲーターが搭載
- 4分割での複数チャート表示
MT4やMT5には劣らない様々な機能が搭載されています。
ポケットオプションのツールから直接分析をして取引できるので、手間をかけずにバイナリー取引ができるでしょう。
コピートレードが利用できる
ポケットオプションでは、バイナリーオプションでは珍しくコピートレードが利用できます。
コピートレードは、他者のエントリーが自身の口座に反映される自動取引システムです。
多くの海外バイナリーオプションでは、コピートレードの利用が禁止されており、口座凍結の要因になります。
しかし、ポケットオプションでは独自のコピートレードを提供しているのです。
利用することで自動での利益も狙えるので、ポケットオプションを利用したい方は試してみると良いでしょう。
高額利益を狙える取引方法を提供
ポケットオプションは、前述したコピートレード以外にも豊富な取引方法があります。
種別 | 詳細 |
---|---|
クイック取引 | 決まった判定時間までにエントリーを行う、 通常のバイナリーオプションと同様の取引 |
エクスプレス取引 | 3つの銘柄を選択して、全て当たると大きなペイアウトで返ってくる取引 |
クイック取引は通常のバイナリーオプション取引と同じで、判定時間までにエントリーをする取引です。
エクスプレス取引はポケットオプション独自のサービスとなっており、利益の最大化が狙える人気の取引となっています。
例)USD/JPY→1.92倍、EUR/USD→1.80倍、BTC/USD→1.70倍の3銘柄で取引をした場合
1.92×1.80×1.70-1(初期投資額)=ペイアウト4.87倍
上記例で見ると、3銘柄全てで勝つことで約5倍程度のペイアウトが付与されます。
3つの銘柄それぞれで別にエントリーするわけではなく、選択した3銘柄を同時にエントリーする方法です。
少ない資金でも、効率的に大きな資金を得られる可能性がある魅力的な取引方法と言えるでしょう。
アカウントタイプが豊富
ポケットオプションは、口座残高に応じたアカウントタイプがあります。
アカウントタイプが高ければ高いほど、様々な優遇が受けられる仕組みです。
アカウントタイプ | 口座残高 | 受けられる優遇 |
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新入り | 100ドル未満 | 最大取引額1000ドルに増加 トーナメントへの参加 |
初心者 | 100ドル~1,000ドル未満 | エキスプレス取引 |
経験豊富 | 1,000~5,000ドル未満 | プレミアムギフトの贈呈 MT5を使った外国為替FXの取引 ペイアウト+2%増加 |
マスター | 5,000ドル~15,000ドル未満 | 最大取引額2,000ドルに増加 ペイアウト+4%増加 1pips差額取引で最大10ドルまでの払い戻し |
プロ | 15,000~50,000ドル未満 | 最大取引額3,000ドルに増加 個人マネージャーがつく ペイアウト+6%増加 1pips差額取引で最大50ドルまでの払い戻し 払戻処理の優先度が最優先 |
師匠 | 50,000ドル以上 | 最大取引額20,000ドルに増加 ペイアウト+8%増加 1pips差額取引で最大100ドルまでの払い戻し 使用できるインジケーターの拡大 |
合計6種類のアカウントタイプに分けられています。
アカウントタイプを上げるには、入金額の大きさではなく、あくまでも口座残高によって変動する仕組みです。
最大タイプでは、わずか1pipsの差額取引であった場合に最大100ドルまでの払い戻しを受けることも可能です。
ポケットオプションを始める方は、コツコツと資金を増やして上位アカウントタイプになり、好待遇での取引ができる環境を目指してみてください。
同値は引き分け扱い
海外バイナリーオプションの多くは、同値になった場合は負け扱いとなるルールの業者が多いです。
同値とは、エントリー時の値と判定時間のレートが同じ値であることを指します。
ポケットオプションでは、同値の場合に引き分け扱いとなり、エントリー金額の払い戻しが行われます。
バイナリーオプションの取引をしていると、同値で負けるケースは多く、余計な負けを引いたと考え資金管理を乱す方も多いです。
ポケットオプションの取引では、同値になりそうな取引でも積極的に狙えるでしょう。
また、前述したようにアカウントタイプによっては、1pips以内でぎりぎり負けた場合でも払い戻しの制度があるので、深夜から日中のような流動性の低い時間帯で取引をする方は、特に使いやすい業者と言えます。
登録不要でデモトレードが利用できる
ポケットオプションでは、登録不要でデモトレードが利用できる点にも良い評判が多くありました。
デモトレードは、公式サイトにアクセスすれば誰でも利用可能です。
公式サイト上部にある無料デモをクリックすれば、すぐにデモ画面に切り替わります。
50,000ドルの仮想資金が付与された状態で、リアルタイムレートを見ながら取引の体験が可能です。
海外バイナリーオプションの中では日本人ユーザーが少なく、情報もあまり出回っていません。
そのため、登録する前にデモ口座で取引体験ができるのは大きなメリットと言えるでしょう。
まずはデモ口座から試して、自身に合っていると感じたら本口座を開設してみると良いです。
約定力が高い
ポケットオプションは、海外ユーザーの口コミを見ると約定力にも高い評判が多くありました。
約定力は短期売買メインのバイナリーオプションにおいて重要となります。
約定拒否や約定のズレは、勝率に大きく関わる可能性があります。
ポケットオプションは約定ずれや約定拒否が他社に比べて少ないという評判があるので、変動状況を気にせず快適にトレードできる会社と言えるでしょう。
入出金方法が豊富
ポケットオプションは決済方法が多い会社としても良い評判が多いです。
- インターネットバンキング
- 銀行振込
- VISA Masterなどのクレジットカード
- 各種オンラインウォレット
- 仮想通貨
決済方法は約50種類以上もあります。
銀行振込に関しては、日本の銀行にも対応しているので、日本人ユーザーでも気軽に入出金をすることが可能です。
各種クレジットカードや仮想通貨での入金にも対応しているので、バイナリーオプションをするためだけに新しく決済方法を導入する必要はありません。
土日の取引にも対応
ポケットオプションは、土日の休日を活かしたトレードもできます。
ポケットオプションでは、仮想通貨に加え豊富なOTC銘柄を扱っています。
OTCとは、市場を介さずに業者側が独自に出すレートで取引を行う形態です。
外国為替や株式市場は土日が休場となるため、通常では週末での取引ができません。
ポケットオプションは、外国為替、株価指数、商品のOTC銘柄が豊富にあるため、市場がクローズしている時間でも多くの銘柄で取引ができます。
もちろん、24時間365日売買が行われている仮想通貨の取引も可能です。
平日は仕事や家事が忙しいという方は、ポケットオプションで土日を活かしたトレードをしてみてはいかがでしょうか。
ポケットオプションの悪い評判・口コミ
ポケットオプションは、他の海外バイナリーオプションにはない様々な独自サービスを提供する会社です。
しかし、日本人ユーザーはそれほど多くはありません。
実績自体は充分にありますが、なかなか日本では浸透していないのです。
具体的な理由や悪い評判について見ていきましょう。
日本語サポートに不安あり
ポケットオプションはもともと日本でのサービス展開に積極的ではありませんでした。
公式サイトやプラットフォームが日本語に対応したのは、2020年頃となっています。
また、現段階で日本語サポートが万全な会社とは言えません。
そのため、問い合わせをしたとしても間違った日本語で返ってくることも多いようです。
ハイローオーストラリアやザオプションのような、日本人スタッフによる高品質のサポートは受けられないと考えて良いでしょう。
もしも、取引時や入出金時のトラブルが発生してしまった場合は、解決するのに時間を要する可能性もあります。
情報が少ない
海外のバイナリーオプションを使う際は、業者の情報量が重要になってきます。
しかし、ポケットオプションの場合は日本での情報が少ないです。
日本語サポートに力を入れていないことから、日本人ユーザー数は他社に比べて極端に少ないです。
SNSやネット上でも、ポケットオプションに関する情報は少なく、最新情報を得る際には苦労をするでしょう。
情報量の少ない会社で取引をするのは不安という方は、無理してポケットオプションを使う必要はないと言えます。
出金処理に時間がかかるケースがある
ポケットオプションは国内ではなく海外の業者であることから、出金処理に時間がかかるケースがあります。
海外バイナリーオプションでは1~3営業日ですぐに着金する業者が多いですが、ポケットオプションの場合はある程度時間がかかることを認識しておきましょう。
口座残高が少なく、アカウントタイプが新入りや初心者などの低い状態では、最大でも14日ほど出金処理に時間がかかるケースもあるようです。
こまめに出金したい方や、即時出金を望む方にはおすすめできません。
ペイアウトが平均的な水準
ポケットオプションでは、最大で1.92倍程度のペイアウトが付与されます。
最大1.92倍というペイアウトは、海外バイナリーの中では平均的な水準です。
会社によっては2倍以上のペイアウトが提供されているので、銘柄や取引スタイルによっては他社を選択した方が資金効率の良い取引に繋がるでしょう。
上画像は、ポケットオプションの仮想通貨銘柄を一覧形式で表示したものです。
DogecoinやPolkadotのOTC銘柄は、92%(1.92倍)の比較的高いペイアウトがついていることが分かります。
しかし、下の方を見るとBitcoin(ビットコイン)で15%(1.15倍)と極端に低いペイアウト水準になっていることが分かります。
ペイアウト1.15倍では、仮に1,000円エントリーで勝ったとしても、150円の利益にしかなりません。
豊富な銘柄で取引できるのは大きな魅力ですが、ペイアウトが低く取引する価値のない銘柄も多く存在するので注意してください。
ボーナスの出金条件が厳しい
ポケットオプションでは、豪華なボーナスを提供しています。
ポケットオプションでは、新規口座開設後の初回入金で50%のボーナスが付与されます。
ボーナス額の上限は最大で5,000ドルと高額です。
しかし、初回入金ボーナスは出金条件が厳しいことから、あまり良い評判はありません。
もしも、100ドル(約15,000円)の入金をして、50ドル(約7,500円)のボーナスをもらったとします。
50ドル×25倍=1,250ドル(約187,500円)以上の取引をしないと、ボーナスの出金はできない仕組みです。
取引の勝ち負けは問わないですが、出金条件を満たさないまま取引に負けてボーナスが消滅する可能性もあるでしょう。
ボーナスは事前に断るという選択肢もあるので、お試しで始めたい方や出金条件を満たす自信のない方は、最初から受け取らないという選択をするのも1つの手です。