海外バイナリーオプションのおすすめ通貨ペアと取り扱い一覧
海外バイナリーオプションの各業者では、さまざまな通貨ペアが取引可能です。
通貨ペアには、それぞれ値動きのクセがあるため、銘柄の選定はバイナリーオプションでの勝率に大きな影響を与えます。
本記事では、海外バイナリーオプションにおけるおすすめな通貨ペアと取り扱い一覧を詳しく解説していきます。
海外バイナリーオプションのおすすめ通貨ペアと取り扱い一覧
早速、海外バイナリーオプションでおすすめの通貨ペアを紹介します。
通貨の特徴やクセ、扱っている会社も含めて詳しく見ていきましょう。
USD/JPY(ドル/円)・EUR/JPY(ユーロ/円)
業者名 | USD/JPY・EUR/JPYの取り扱い |
---|---|
ハイローオーストラリア | 〇 |
ザ・オプション | 〇 |
Bubinga(ブビンガ) | 〇 |
ファイブスターズマーケッツ | 〇 |
ブルベアハイロー | 〇 |
Bi-Winning | 〇 |
ゼントレーダー | 〇 |
ポケットオプション | 〇 |
ザ・オプション | 〇 |
バイナリーオプションを含む多くの金融銘柄として人気なのが、USD/JPY(ドル/円)・EUR/JPY(ユーロ/円)のクロス円2通貨ペアです。
日本人人気のある海外バイナリーオプションでは、全ての会社で取り扱っています。
〇〇/JPYと表記された日本円とのペアをクロス円と言います。
- 全ての海外バイナリーオプション業者で扱っている
- 各業者での様々な取引形態に対応している
- 情報量が多く手法を見つけやすい
- 円や米ドル、ユーロなどのメジャー通貨で構成されているので、変動要因が分かりやすい
USD/JPY・EUR/JPYは、日本円を含むメジャーな通貨で構成されているため、重要指標などの変動要因が分かりやすいです。
人気の通貨であることから、情報量も豊富であり、手法を見つけやすいでしょう。
また、各バイナリー業者で提供するスプレッドや短期など豊富な取引形態が選択できるのでおすすめです。
EUR/USD(ユーロ/ドル)
業者名 | EUR/USDの取り扱い |
---|---|
ハイローオーストラリア | 〇 |
ザ・オプション | 〇 |
Bubinga(ブビンガ) | 〇 |
ファイブスターズマーケッツ | 〇 |
ブルベアハイロー | 〇 |
Bi-Winning | 〇 |
ゼントレーダー | 〇 |
ポケットオプション | 〇 |
EUR/USD(ユーロ/ドル)は、EUのユーロとアメリカの米ドルで構成された通貨ペアです。
USD/JPYと同様のメジャー通貨で以下のような特徴があります。
- 全てのバイナリーオプション会社で扱っている
- 夕方以降に大きな動きを見せやすいため、夜のトレードに最適
- 夜中の反発確率が高い
- 情報量が豊富で手法を確立させやすい
EUR/USDは、世界で最も取引量の多い通貨ペアです。
夕方から夜にかけて大きな値動きを見せる傾向にあります。
値幅は小さいですが、夜中であれば反発確率も上がるので、レンジ内での逆張りを狙う際に最適です。
また、夕方~夜がトレンドを狙った手法が通用しやすいなど、それぞれの手法に適した戦い方ができます。
情報量も多いので、長期トレードでファンダメンタルズの分析を狙う際にも効果的です。
GBP/JPY(ポンド/円)GBP/USD(ポンド/ドル)
業者名 | GBP/JPY・GBP/USDの取り扱い |
---|---|
ハイローオーストラリア | 〇 |
ザ・オプション | 〇 |
Bubinga(ブビンガ) | 〇 |
ファイブスターズマーケッツ | 〇 |
ブルベアハイロー | GBP/USDのみ |
Bi-Winning | 〇 |
ゼントレーダー | 〇 |
ポケットオプション | 〇 |
GBP/JPY・GBP/USDは、英ポンド関連の通貨ペアです。
英ポンドはメジャー通貨ではありますが、大きな値動きが特徴の通貨となっています。
為替相場の業界では、殺人通貨と言われるほど、メジャー通貨の中でも変動幅が大きいです。
- 扱っているバイナリーオプション業者が多い
- 値幅が大きいため、同値での負けや引き分けのリスクが低い
- クロス円通貨であれば日中からの動きも狙える
バイナリーオプションでは値幅を意識する方は少ないですが、実はとても重要です。
一部の業者では、同値で取引を終えた際に負け扱いになりますが、値幅の大きいポンド関連ペアでは値幅の心配がいりません。
同値にはならずに決着がつきやすいので、狙いやすい通貨であると言えるでしょう。
また、クロス円通貨のGBP/JPYであれば日中からの動きも見込めるので、バイナリーオプションでも狙いやすい通貨です。
EUR/GBP(ユーロ/ポンド)
業者名 | EUR/GBPの取り扱い |
---|---|
ハイローオーストラリア | 〇 |
ザ・オプション | 〇 |
Bubinga(ブビンガ) | 〇 |
ファイブスターズマーケッツ | 〇 |
ブルベアハイロー | × |
Bi-Winning | 〇 |
ゼントレーダー | 〇 |
ポケットオプション | 〇 |
EUR/GBP(ユーロ/ポンド)は、ヨーロッパのユーロと英ポンドで構成された通貨ペアです。
以下のようなポイントでおすすめです。
- トレンドを形成しにくい
- レンジ内での反発が見込める
- 片方の経済指標で大きく動く可能性があり、相関性の分析がしやすい
過去には、イギリスもEU加盟国でありましたが、現在は離脱をしています。
しかし、離脱したとは言えども、国として密接な関係にあることから、各通貨は同じような動きを見せやすいです。
以下のチャートは、EUR/USD(青線)とEUR/GBP(オレンジ線)の2023年1月~2024年7月までの値動きを比較したものです。
両方で似通った動きになっていることが分かります。
同じタイミングで同じ方向での売買が発生しやすいので、レンジを形成しやすいのが特徴です。
また、仮に片方で重要な指標等の動きがあったとしても、「ユーロとポンドのどちらが基軸となって動いているか」が分析しやすく、相関性を見極める際に最適と言えるでしょう。
AUD/JPY(豪ドル/円)・NZD/JPY(NZドル/円)
業者名 | AUD/JPY・NZD/JPYの取り扱い |
---|---|
ハイローオーストラリア | 〇 |
ザ・オプション | 〇 |
Bubinga(ブビンガ) | 〇 |
ファイブスターズマーケッツ | AUD/JPYのみ |
ブルベアハイロー | × |
Bi-Winning | AUD/JPYのみ |
ゼントレーダー | 〇 |
ポケットオプション | 〇 |
AUD/JPY(豪ドル/円)・NZD/JPY(NZドル/円)は、ともにオセアニアの国の通貨ペアです。
一部ではNZD/JPYは扱っておらず、AUD/JPYのみの扱いとなっている会社もあるので注意してください。
この2通貨ペアは、以下のようなおすすめポイントがあります。
- 日中から大きな変動が期待できる
- 経済指標等の影響でトレンドを形成しやすい
- カナダやアメリカの影響で夜にも変動を見せやすい
通常、為替相場はヨーロッパとアメリカの市場がオープンする夕方~夜にかけて大きく動きます。
日本時間の午前中は各通貨で値動きが少ないため、チャンスも少ない相場です。
しかし、豪ドルやNZドルは日本との時差が少ないオセアニアに位置するため、日本時間の午前中から活発な動きを見せます。
また、国がカナダやアメリカとの密接な関係にあることから、夕方以降の値動きも充分あります。
時間をきにせずバイナリーオプションでの取引をしたいという方に最適と言えるでしょう。
AUD/NZD(豪ドル/NZドル)
業者名 | AUD/NZDの取り扱い |
---|---|
ハイローオーストラリア | × |
ザ・オプション | 〇 |
Bubinga(ブビンガ) | 〇 |
ファイブスターズマーケッツ | × |
ブルベアハイロー | × |
Bi-Winning | × |
ゼントレーダー | 〇 |
ポケットオプション | 〇 |
AUD/NZDは、豪ドルとNZドルで構成された通貨ペアです。
以下のようなおすすめポイントがあります。
- レンジ相場を形成しやすい
- 反発確率が高く、逆張りでの高い勝率が見込める
AUD/NZDは、前述したEUR/GBPのように国同士が密接な関係にあります。
そのため、同じタイミングで売買が入りレンジを形成しやすいです。
上図は、AUD/NZDの2019年から2024年までのチャートですが、目立ったトレンドはほとんどないことがわかります。
逆張り勝率が高いバイナリー向きの銘柄として人気です。
また、為替の中ではマイナーな通貨であるため、扱っている業者も少ないので注意しましょう。
BTC(ビットコイン)ETH(イーサリアム)関連通貨
バイナリー業者 | BTC・ETHの取り扱い |
---|---|
ハイローオーストラリア | 〇 |
ザ・オプション | 〇 |
Bubinga(ブビンガ) | 〇 |
ファイブスターズマーケッツ | 〇 |
ブルベアハイロー | 〇 |
Bi-Winning | 〇 |
ゼントレーダー | 〇 |
ポケットオプション | 〇 |
BTC(ビットコイン)ETH(イーサリアム)は、仮想通貨を代表する2通貨です。
多くの海外バイナリーオプションで、米ドル建てと日本円建ての通貨を扱っています。
- 値幅が外国為替の比にならないくらい大きい
- 日中、夕方以降と、時間帯を問わず大きな動きに期待できる
- 一部の会社では土日の取引にも対応している
BTC・ETHのような仮想通貨は、外国為替に比べて値動きが多い点が特徴です。
また、仮想通貨は明確な市場がないため、365日24時間ずっと売買が行われています。
時間帯を気にせずに取引が可能です。
一部の会社では土日の取引に対応しているため、土日を活用してバイナリーの取引をしたい方にも最適です。
バイナリーオプションで通貨ペアを選ぶポイント
バイナリーオプションでは、あまり通貨ペアを絞らずに取引するのがおすすめです。
通貨ペアを絞りすぎると、チャンスが減ってしまい効率的にトレードができなくなる可能性があります。
しかし、取引スタイルや手法によっては通貨ペアを絞ることで勝率のアップにつながる可能性があります。
バイナリーオプションで通貨ペアを選ぶポイントを3つ見ていきましょう。
自身が取引する時間に適しているか
バイナリーオプションで通貨ペアを選択する際は、自身が取引する時間帯に適しているかを重視しましょう。
午前中から動きやすい通貨ペア | USD/JPY、AUD/JPY、NZD/JPYなど |
---|---|
夕方以降に動きやすい通貨ペア | EUR/USD、EUR/GBP/CHF/JPYなど |
午前中しか取引ができないのに、動きの少ないヨーロッパ系の通貨ぺアを狙ってもチャンスはほとんどありません。
午前中や日中しか取引できないのであれば、豪ドルやNZドルのような市場が開いている関連通貨を狙いましょう。
手法に合った通貨ペアであるか
バイナリーオプションでは、各々が独自の手法を使って分析をする必要があります。
同じ手法でも、通貨ペアによって勝率は変動するので注意しましょう。
- AUD/NZD
- EUR/GBP
上記のような通貨は常にレンジを形成しやすいので、レンジ内での逆張りにおすすめです。
反対にトレンド手法を軸とする方が狙っても意味がない通貨ペアと言えるでしょう。
また、各通貨はヒゲを引きやすいものや、坊主足を作りやすいなどのクセもあります。
クセは相場状況や年によっても変動するので、直近チャートを見ながら、その時々で自身の手法に合った通貨ペアを選択しましょう。
各業者で取引したい判定や取引形態を提供しているか
海外のバイナリーオプションでは、業者によって提供するサービスが大きく異なります。
(例)ハイローオーストラリアの場合
・GBP/JPYはTurbo取引ができるが、GBP/USDはTurbo取引ができない
・外国為替に比べて仮想通貨はペイアウトが低め
・GOLDは短期の取引ができず、長期(1日判定)のみ取引可能
基本的には、メジャー通貨のみ各社が提供するすべてのサービスが利用できる傾向ですが、マイナーな通貨は取引形態が限定されるケースが多いです。
バイナリー業者を選んだうえで、各社の提供するサービスから自身のスタイルに合った通貨ペアを選ぶと良いでしょう。