【初心者向け】バイナリーオプションの独学勉強法【何から勉強すべき】
バイナリーオプションは、一人で学ぶよりレクチャーを受けるなどして教わった方が勝てると考える方が多い傾向にあります。
しかし、レクチャーを受けるのには詐欺業者に当たるなどのリスクが伴うので、バイナリーオプションは独学で勉強する方が遠回りのようで実は近道です。
本記事では、バイナリーオプションを独学で勉強するおすすめの方法を詳しく解説します。
バイナリーオプションの勉強に必要なもの
バイナリーオプションの勉強の勉強にはいくつか必要なものがあります。
効率よく勉強するために必要なものをそれぞれ解説します。
バイナリーオプションのデモ口座
バイナリーオプションを勉強するためには、本番と同じ環境が必要です。
しかし、リアル口座での勉強はお金が増減するためリスクが高いため、デモ口座を活用します。
利用者の多い業者だと、ハイローオーストラリアのクイックデモは登録が不要ですので便利です。
全くの初心者の方がバイナリーオプション取引の方法を学ぶときや、中級者以上の方が取引手法を試すときにもデモ機能があると役に立ちます。
無料デモ機能のあるバイナリーオプション業者は別ページでまとめています。
多くのバイナリーオプション業者に搭載されており、デメリットなしで本番と同じ環境と取引をすることができるのでデモ取引はバイナリーオプションの勉強に最適です。
MT4/MT5
MT4やMT5といった分析ツールもバイナリーオプションの勉強に必要です。
MT4/MT5とは、ロシアのメタクォーツ社の作った為替相場の分析ツールです。
勝てるトレーダーは取引画面だけでなくMT4をダウンロードして分析をしてエントリーします。
インジケーターを使って相場を分析することができるため、使い方を覚えるだけでも非常に勉強になります。
可能であれば、MT4もしくはMT5をパソコンにインストールしましょう。
スマホアプリもありますが、パソコンに比べて画面が小さいためどうしても使いづらいです。
無料で使用することがでい、よほどの低スペックパソコンでない限りは動作に問題ありません。
バイナリーオプションのアプリ
MT4やMT5以外にもバイナリーオプションに役立つアプリは存在します。
例えば、Tradingviewです。
世界中の為替や投資の動向を閲覧することができます。
そのほかにも、為替のニュースアプリやバイナリーオプションの練習アプリがあると便利ですよね。
バイナリーオプションのおすすめアプリは別記事をご覧ください。
バイナリーオプション業者が公式でリリースしているアプリは少ないですが、投資の勉強用のアプリはたくさん見つかります。
バイナリーオプション関連の本
本を読んでバイナリーオプションを勉強するという方法もあります。
しかし、本やの投資コーナーなどでバイナリーオプション専門の本を見たという方はほとんどいないのではないのでしょうか?
バイナリーオプションは一時的な規制強化やマイナー投資という認識から、専門の本がほとんど出版されていません。
そのため、同じ為替取引であるFXの本を見て勉強するのが一般的です。
また、土日には為替相場が動かないためデモ口座を使った勉強はできませんが、本であれば曜日に関係なく勉強できますね。
詳しくは、バイナリーオプションの勉強におすすめの本の解説記事にて詳しく解説しているのでぜひご覧ください。
ノートで勉強は不要
ネット上で、バイナリーオプションはノートで勉強するべきという説がありますが、お勧めしません。
チャートをノートに書き映して勉強するという方法らしいですが、無駄な労力です。
運営中のYouTubeチャンネルにも、ノートに書いて勉強しているという人からコメントがきて驚いた。
そもそもバイナリーオプションがWEB上で完結しますし、アプリやMT4で実践的な練習ができます。
本を読むならまだしも、ノートに書くという非効率なアナログ勉強法を実践する必要はありません。
バイナリーオプションを独学で勉強するメリット
バイナリーオプションは誰かに教えてもらうよりも独学で勉強するほうがおすすめです。
バイナリーオプションを独学で学ぶメリットを紹介します。
コンサルやレクチャーを受ける時との違いも併せて見ていきましょう。
自分だけの手法ができる
バイナリーオプションを独学で勉強するという事は、他者の意見には左右されず自分だけの手法が身につけられます。
正解があるとするならば、最終的に資金が増えた手法が正解となります。
他者の意見を参考にするとその概念に縛られて自由な考えを持てなくなりますが、独学であれば自由な視点から手法が編み出せるのです。
手法を見つけ出すのは決して簡単なことではないが、しっかり相場と向き合う事で高い勝率のポイントなどが分かってくるようになるぞ。
相場分析の能力が向上する
独学はその名の通り、1人で学ぶ孤独な闘いです。
1から自分で道筋を立てていくので、考える力がかなり重要となるのです。
自分なりにどのような手法が勝ちやすいか、もしくは負けやすいかを徹底して検証することで分析の力が伸びやすいと言えるでしょう。
優秀なバイナリーオプショントレーダーの中にも人から教わったというものはいる。
しかし結果的に、自分で勉強したことが全てであったという共通の考えを持っているでござるよ。
株トレーダーで一躍有名となったcisさんという方は「相場の事は相場に聞け」という名言を残しています。
全ての投資に共通する概念で、自分の世界観の中で相場に向き合う事を重視する事が大事だと考えているようです。
取引が有利になる
独学で自分だけの手法を身につけることは、バイナリーオプション取引を有利にできるメリットもあります。
・約定拒否が発生しにくい
・スプレッドが発生しにくい
バイナリーオプションの投資はどの業者でも、エントリーが集中することで約定拒否が発生しやすくなります。
また、人気No1海外バイナリーオプション業者のハイローオーストラリアでは、約定の集中によりスプレッドが拡大するので取引の期待値が落ちてしまうのです。
巷で高勝率と考えられているトレード手法はすぐに出回ってしまいます。
バイナリーオプションは顧客が負けないと会社の利益にならないので、多くの方に浸透した勝率の高いポイントで対策をしてくるのです。
実際に、ハイローオーストラリアでは以下のような対策をしてきた経緯があるぞ。
- 逆張り勝率が高い時間帯でのメンテナンス
- GOLD、AUD/NZDといった勝率の高い銘柄の15分取引廃止
- BTC/USD、ETH/USDのTurbo取引でのペイアウト変更
これは勝てる手法や勝率の高い銘柄などが、バイナリーオプションのレクチャーなどで浸透してしまった事が要因となります。
独学で分析や独自手法を身につければ、上記のような対策をされることなく有利な取引ができるのです。
強い手法は口外すると自分の首を絞めちゃうんですね。
バイナリーオプションおすすめ独学勉強法
次に、バイナリーオプション取引のおすすめ独学勉強方法について解説します。
独学で勉強する際は、まずバイナリー業者ごとのルールを明確に把握しておきましょう。
例えば、海外バイナリーで人気No1のハイローオーストラリアでは、以下4種類の取引方法があります。
Turboはエントリーしたタイミングから判定時間が決まる取引、HighLowはエントリーのタイミングに関わらず判定時間が一律の取引です。スプレッドは、約定位置が不利になりますが、勝てた時には高いペイアウトが付与される取引形態です。
ハイローオーストラリアに限らず、各バイナリー業者では様々な独自ルールを設けています。
まずは、使用したい業者のデモ口座を使用して、ある程度の取引ルールや利益を出す流れを把握しておきましょう。
上記を踏まえたうえで、以下ではおすすめの独学勉強法について解説をしていきます。
インジケーターの基礎知識を学ぶ
バイナリーオプションを独学で学ぶには、まずインジケーターの基礎知識を押さえておかなければいけません。
インジゲーターに関しては、その計算式と役割まで細かく知っておくといいでござるよ。
どのインジゲーターを勉強すれば分からないっという方は、まずメジャーなものから選択すると良いです。
別ページでバイナリーオプションのおすすめインジケーターを紹介しているので是非御覧ください。
まずは、MT4・MT5からインジゲーターを挿入しましょう。
逆張りを極めたい方はオシレーター系、順張りを極めたい方はトレンド系を選択して、各種インジゲーターを挿入すると良いです。
MT4には豊富なインジゲーターが標準搭載されています。全ての機能を理解しようとすると膨大な時間がかかるので、自身が極めたいものに絞って徹底して磨くと良いでしょう。
上図は人気のオシレーター系指標であるRSIを表示させたチャートです。
まずはチャートに表示させて、どのような動きを見せるか、反応するポイントなどの特徴などを掴んでおきましょう。
インジゲーターの勉強は、仮説と検証を繰り返す事が重要です。
具体的にいうとPDCAサイクルというサイクル理論が重要となります。
P→PLAN、計画
D→Do、行動
C→Check、確認
A→Action、改善
上記のサイクルを徹底して行いましょう。
P→手法やインジゲーター根拠などの仮設を立てる
D→実際にエントリーor過去相場で検証
C→勝敗の確認
A→改善案を模索
この繰り返しをすることで、強い手法や根拠付けの勉強に繋がります。
上図のように、勝っているポイントと負けているポイントを記録して、それぞれの相場でどのような違いがあるかを分析することで、「どの相場で狙うべきか」「どの相場で回避すべきか」を見極めることができます。
テク二カルの練習ツールを使う
前述したインジゲーターの勉強を行ったうえで、性質が理解できるようになったら、テクニカルの練習ツールの使用も検討してみると良いです。
各種インジゲーターのテクニカル動向から、先の価格変動を予測するPocket Options Signalsというツールを例に解説します。
Pocket Options Signalsは、チャートの時間やテクニカル指標ごとの分析に基づいてシグナルが表示されるアプリとなっています。
相場の方向性や現在価格が買い・売りどちらの方向性が強いかを示してくれるので、テクニカル分析を極めて行きたいという方におすすめです。
アプリにアクセスして、画面上部の「CURRENCY PAARS」という項目をタップすると、上のような画面が表示されます。
各通貨ペアの動向が表示されており、画面右側には時間帯と買い(BUY)売り(SELL)のどちらが強いかが表示される仕組みです。
短期判定のバイナリーオプションでは、まだこの段階で明確な相場分析はできません。
分析の練習をしたい銘柄をタップしましょう。
USD/JPY(米ドル/円)をタップすると、上のような表示になりました。
画面上部には時間足が表示されており、M1→1分足、M5→5分足と判断が可能です。
バイナリーオプションでは短期足を表示させることが一般的なので、M1かM5の項目に注目しておきましょう。
緑矢印→買いシグナル(ハイ)
赤矢印→売りシグナル(ロー)
白矢印→方向性が定まっていない状態
矢印の数が多ければ多いほど根拠が増す仕組みです。
時間足ごとや各テクニカル指標ごとにそれぞれの方向性が示されています。
BBbands(ボリンジャーバンド)やStochastics(ストキャスティクス)などのバイナリーオプションでも有効とされている指標の矢印の向きや方向性をチェックしましょう。
本アプリでは、テクニカル指標の根拠が示されるだけなので、アプリを見てどの方向性に傾くかが予想できたら、MT4/MT5などの分析ツールで価格変動のチェックを行いましょう。
シグナルの出現通りに相場が動いていれば、有効な分析であったと判断ができます。
また、Pocket Options Signalsのアプリと分析ツールを一緒に見ることで、「どんな相場状況で何のシグナルが出ているか」「シグナルはどの組み合わせが強いか」などの共通点を探ることができます。
結果、バイナリーオプションの手法作成にも有効な方法となり、効果的なテクニカル分析の練習が可能です。
Pocket Options Signalsだけ見るのではなく、実際のチャートも見ながら独学での勉強を進めていきましょう。
取引記録を付けて負けたポイントの反省をする
バイナリーを独学で学ぶ際は1回のエントリーを大切にしましょう。
バイナリーオプション取引では1回の勝ち負けで一喜一憂してしまい、その後に何もしない方が多いです。
勝敗の記録は、今後自身が取引を行う上で将来的な資産になると覚えておきましょう。
特に負けたポイントの振り返りは徹底して行った方が良いです。
本取引・デモ取引の両方で、取引をした後は記録を取っておきましょう。
負けた時はチャート画像をスクリーンショットして、以下のような記録をしておくといいな。
・銘柄とエントリー時間
・その時に思ったエントリーの根拠
・他通貨でのトレンド
・ボラティリティの大きさ
このような負けた時の記録をしておくことで、将来的な勝率アップが見込めます。
強い手法を探す事も重要ですが、余計な負けを減らすという事もバイナリーでは勝率アップの重要な要素です。
記録を付けたあとは、負けたポイントの共通点を探すことで独自の相場分析法が身に付きます。
止まったチャートを動かして分析する
値動きは平日であれば24時間動き続けています。
常に動いているチャートを見る事はもちろん重要ですが、手法の確立をしたい時には不向きです。
手法研究をする際は止まったチャートで検証してみると良いぞ
土日であればチャートが止まっているので、マウスを横にスクロールするだけで過去チャートの確認ができます。
常にチャートが動いている平日であれば、チャート内を右クリック→プロパティ→チャートの自動スクロールのチェックを外すことで過去チャートの確認が可能です。
インジゲーターなどを挿入して、どのようなポイントで勝っているかを過去相場から検証してみましょう。
止まっているMT4チャートを表示させて、パソコンのF12をクリックするとローソク足1本分動きます。値動き予測をしたい方におすすめの機能です。
長期のチャートから独自のデータを取得する
バイナリーオプションを独学で勉強する際は短期的な結論を出さない事が重要です。
長期のチャートから独自のデータを取得するようにしましょう。
1つ例となるチャートを見ていくぞ。
- GMMA(複合型移動平均線)が短期線(青)→下、長期線束(赤)→上の下落トレンドを形成
- サブチャート上に表示したストキャスティクスが70以上でローエントリー
全部次の足で青の陰線になってますね!
最強の逆張り手法じゃないですか?
次はその直後のチャートでござる。
あれれ、今度は普通に負けてますね…
このように短期的な連勝はどんな手法を使っても必ずある事なんだ。強い根拠になると短期的に判断をしてしまっては、手法の確立はできないと認識しておくでござるな。
バイナリーオプションに限らず為替取引では相場のダマシというものが発生します。
ダマシはその時の相場状況や経済指標、ファンダメンタルといった様々な要因で発生するものです。
そのためどんな手法でも100%勝てるという事はありません。
検証をする際は確実に勝てる手法ではなく、勝率の高い手法を模索していきましょう。
チャートの1画面だけを見せて勝率100%といった誇大広告を出している悪質な業者も多いです。
手法の検証をする際は、様々な根拠に基づいて長期的な目線で確立する事が重要です。
バイナリーオプションは独学で充分
バイナリーオプションを独学で勉強する心得やメリット、方法などについて解説してきました。
解説してきたように、結論バイナリーオプションは独学で充分です。
特に初心者の方であれば、不要な知識がない状態でバイナリーオプションを勉強できるので、他者とは違った独自視点で相場を見られるようになります。
また、巷に出回っている手法や分析方法はすぐに真似されて、将来的に勝てなくなる可能性が高いです。
将来使えなくなる手法を勉強するくらいであれば、独学で勉強をして自分だけの手法や分析方法を身につけていきましょう。
コメント