バイナリーオプションのためのトレーディングビューの使い方を解説
バイナリーオプションの取引では、様々なツールを使って分析するのが一般的です。
多くの方がMT4やMT5などのプラットフォームを使用している傾向ですが、トレーディングビュー(Tradingview)という高機能チャートもおすすめできます。
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本記事では、トレーディングビュー(Tradingview)の基本的な使い方やバイナリーオプションでおすすめ機能について解説していきます。
トレーディングビューの基本的な使い方
トレーディングビュー(Tradingview)とは、アメリカにあるTradingView Inc.が開発した高機能チャートです。
世界で約5000万人ものトレーダーが愛用しています。
スマホアプリもリリースされておるぞ。
トレーディングビューは、バイナリーオプション取引において分析ツールとして利用できます。
ファイブスターズマーケットのような一部会社では、取引プラットフォームにトレーディングビューを採用していますが、直接取引できる会社はほとんどありません。
そこで以下では、バイナリーオプションの分析用としてトレーディングビューを使う方向けに、基本的な操作方法について解説していきます。
使い方①分析したい銘柄の表示
トレーディングビューにアクセスすると、以下のような画面が表示されます。
先に分析したい銘柄を検索しましょう。
トレーディングビューの上部にある検索項目で、取引したい銘柄のシンボルを入力します。
ドル円であればUSDJPY、ビットコイン円であればBTCJPYと検索します。
以下は、USDJPYで検索した後の画面です。
トレーディングビューでは、様々な証券会社のチャートが提供されています。
基本的には、バイナリーオプション会社が参考にしている証券会社のチャートを選択すると良いでしょう。
銘柄検索後にレート配信元の会社を選択すれば、指定銘柄のチャートが表示可能です。
1つの業者に捉われず様々な業者の配信レートが確認できる点は、トレーディングビューならではのメリットと言えるでしょう。
使い方②チャート表示の設定
銘柄が選択できたら、チャート表示の設定をしましょう。
銘柄が表示しているすぐ右の項目をクリックして、時間足の変更ができます。
トレーディングビューには、MT4やMT5よりも多い様々な時間足の表示が可能です。
無料のプランでは、表示される時間足のみ利用可能です。
トレーディングビューの有料プランであれば、カスタム時間足の追加という画面から、デフォルトには搭載されていない時間足が追加できます。
時間足の選択ができたら、時間足のすぐ右部分をクリックします。
価格の表示方法を選択しましょう。
表示方法は、ラインチャート、バーチャート、ローソク足、中空ローソク足、ボリュームなどから選択可能です。
バイナリーオプションではローソク足での分析が一般的ですが、手法や取引スタイルに併せて自身の好きな設定を選択してください。
使い方③インジゲーターの表示
トレーディングビューは、MT4やMT5に負けず劣らずの豊富なインジゲーターが表示可能です。
画面上部に表示された【インジゲーター】という項目をクリックすると選択できます。
バイナリーオプションの分析に用いられるRSIや移動平均線のような主要インジゲーターは、テクニカル→インジゲーターの順にクリックすると選択可能です。
画面左のパーソナルでは、自身が良く使うインジゲーターや組み合わせの登録ができます。
ファンダメンタルの項目では、テクニカルとは違い投資家心理を駆使したツールが利用できます。
コミュニティの箇所をクリックすると、トレーディングビューを利用するトレーダーのオリジナルツールが利用可能です。
インジゲーターの挿入後は、画面左上の設定項目をクリックすることで、インジゲーターの期間などの各種設定ができます。
挿入したインジゲーターを削除したい場合は、チャート画面上で右クリックをしたのちに、表示された項目から「インジゲーターを削除」をクリックすると消せます。
使い方④描画ツールの挿入
トレーディングビューでは、各種描画ツールを使って高度な分析が可能です。
描画ツールは、トレーディングビューの画面左部分から選択できます。(下図の赤枠部分)
- トレンドラインや水平線の表示
- 十字線で価格や時間帯の確認機能
- 平行チャンネル
- 画面の拡大・縮小
- エリオット波動やサイクルラインの表示
- 矢印や長方形などの図形の表示
ツールはかなり多く搭載されているので、まずは一度使ってみて、自身の取引戦略に合うものを利用しましょう。
インジゲーターと同様に、描画ツールを消す際はチャートを右クリック→【描画の削除】で消すことができます。
複数の描画ツールを挿入している場合で、一部のツールのみ消したい場合は、カーソルを消したいツールに合わせましょう。
ツールにカーソルを合わせた状態で右クリックを行い、項目の中から削除をクリックすれば、選択したものだけを消せます。
バイナリーオプションに活かせるトレーディングビューの便利機能
トレーディングビューでは、通常の分析機能に加え、様々な独自機能が搭載されています。
FXや株式の分析でも使っている方が多いツールですが、以下ではバイナリーオプションに活かせる機能に絞って概要や使い方を解説します。
アラート機能
トレーディングビューには、価格帯を指定したアラート機能が搭載されています。
トレードビューの画面上部にあるアラートという項目をクリックすると利用可能です。
アラートを選択すると、各種設定画面が表示されます。
アラートを鳴らしたい通貨ペア、到達時の価格、1回きりか毎回鳴らすかなど様々です。
アラートを設定しておけば、為替の急変動のタイミングを逃さずに効率よくトレードできる可能性があります。
簡単に設定できるので、ぜひ活用してみてください。
価格動向のリプレイ機能
トレーディングビューでは、過去価格動向のリプレイ機能も搭載されています。
画面上部にある【リプレイ】の項目をクリックすると利用可能です。
リプレイを選択した後は、リプレイを開始したい場所までカーソルを合わせて、過去価格動向のチェックが可能です。
トレーディングビューの有料プランは、各種機能によって様々ですが、最も低いランク(月額12.95ドル)のプランで利用可能です。
有料プランは30日間お試しの無料期間もあるので、休日に相場の振り返りをしたい方や、手法を確立させるための研究をしたい方は、ぜひ試してみてください。
バイナリーオプション手法の情報収集
トレーディングビューは、他社の提供するツールとは異なり、掲示板のような機能が搭載されています。
世界中のトレーダーが発信をしているので、豊富な情報を得る事が可能です。
情報収集をしたい方は、トレーディングビューの画面上部にある【コミュニティ】という項目をクリックしましょう。
コミュニティ欄からbinaryoption(※バイナリーオプションを英語表記で)と検索すると、バイナリーオプションに関する情報が閲覧可能です。
気になる情報は、翻訳機などを使って日本語に変換し情報を集めましょう。
中には、具体的な手法を公開している方もいるので、どの手法を使おうか悩んでいる方にも最適なツールです。
一つの画面に複数銘柄を表示
トレーディングビューでは、無料版の場合はマルチチャートの設定ができません。
しかし、一つの画面に複数銘柄の動向を表示することはできます。
表示している銘柄名の右にある+の部分をクリックしましょう。
すると、以下のような銘柄の検索画面が表示されます。
すでに表示している銘柄とは別の銘柄を同じ画面に表示できます。
以下は、USDJPY(ローソク足)のチャートに、EURJPYのチャート(オレンジ線)を表示させた場合です。
同画面に異なる銘柄を表示させることで、通貨の相関性が分析できます。
また、これからバイナリーオプションを始めたい方で、複数通貨を1画面に表示すれば、動きで連動性のある通貨が確認可能です。
トレーディングビューは仮想通貨の分析や土日の練習におすすめ
現在、様々な海外バイナリーオプションの会社が日本で展開をしています。
多くの会社が仮想通貨の取引に対応していますが、トレーディングビューは仮想通貨の分析にこそおすすめです。
海外バイナリー人気No1のハイローオーストラリアでは、BTCJPY、BTCUSDの両方を扱っているので、円建てはどのツールで分析したら良いかわからないという方もいるでしょう。
トレーディングビューであれば、様々な会社のレートが閲覧できるため、BTCJPYのような円建てチャートも問題なく確認ができます。
株式や、株価指数、マイナーな仮想通貨銘柄も分析できるので、MT4やMT5に取引したい銘柄がない場合は、トレーディングビューを選択すると良いでしょう。
24時間365日利用できるので、相場の振り返りやバイナリーオプションの分析を練習したい方にもおすすめです。