バイナリーオプションで月10万稼げるようになるまでに実践したこと
バイナリーオプションのような投資は、ネット環境と自己資金さえあれば誰でも気軽に始められるため、副業として人気があります。
副業としての収入として、月に10万円を目標にしている方も多いでしょう。
本記事では、ハイローオーストラリアなどの海外バイナリーオプションで月に10万円稼ぐために実践したことを解説をします。
バイナリーオプションで月10万円は難しい
バイナリーオプションでは、多くのトレーダーが高額利益を獲得している現状を考えると、月10万円なら簡単に達成できそうと考える方も多いでしょう。
しかし、月に10万円という金額でも、稼いでいるトレーダーは一握りだ。
実質、バイナリーオプションの取引を行っている方で、損失を出さずに安定して勝ち続けている方は2~3割程度と言われています。
そのため、月に10万円でも安定して勝てる方は、高額な利益を出しているプロのトレーダーと何ら変わりありません。
バイナリーオプションで稼ぐ金額=資金力の多さで決まります。
まずは、稼ぐ金額の多さではなく、10万円程度の利益を安定して稼げることを目標にしていきましょう。
月10万円稼げなかった時の失敗行動
当サイト管理人は、2015年ごろからバイナリーオプションの投資を開始しました。
最初の1年は負けが続き、実際に月10万円以上稼げるようになったのは2年目以降の話です。
それまでに行っていた失敗行動を理解したことで、安定して稼げるようになったと感じています。
トレード資金を定期的に入金する
10万円も稼げていなかった時期は、トレード資金を定期的に入金していました。
当時は、日中に仕事をしながらトレードをするという生活をしていましたが、給料日のタイミングで資金を入金していたのです。
定期的に入金をすることで、「なんとなく取引に勝っている感覚」になってしまい、実際のトータル損益は理解していませんでした。
過去取引履歴を見ると、実際は損失を出していることに気づいたのです。
口座残高が常にある状態をキープしていたことから、実際にはマイナス収支となっている現実を直視していなかったと言えるでしょう。
直近勝率だけを見て手法を作る
10万円を安定して稼げていなかった時期は、手法作りに専念することも多くありました。
独自の手法を持つことが重要と考えていたので、とにかく強い手法を作ろうと試行錯誤を繰り返します。
その際に、直近相場の勝率だけを見て手法を作っており、結果負けてしまうということが多かったです。
上チャートでは、レンジ内のRSI反応地点に〇をつけたものですが、3か所全て反発していることが分かります。
断片だけなデータだけ見て高勝率の手法と勘違いしてしまう方はとても多いようです。
あくまでも直近相場でのデータしかないので、長期的に勝てる手法であるかは不明です。
MT4上ですぐに見える範囲で手法を作ってしまい、過去のデータに目を向けていないと、月に10万円の利益を上げることができないでしょう。
取引毎に月のトータル利益を逆算してしまう
10万円も安定して稼げなかった時期は、取引に勝つごとに月のトータル利益を計算するという悪い癖がついていました。
・1日の取引で3,000円の利益が出た場合→月で約6万円分の利益が出せると思い込む
・1日の取引で5,000円の利益が出た場合→月で約10万分の利益が出せると思い込む
上記のような計算は、初心者や勝てない人ほどやってしまいがちです。
1日で同じような金額を利益にするのはとても珍しく、普通に取引をしていると毎日異なる収益になります。
今日は勝ったけど明日同じように勝てるかどうかは分からないという意識が欠如していたと言えるでしょう。
勝った翌日に負けてしまうと、資金管理を崩す原因になってしまいやすいので、1日単位での短期的な結果には目を向けない方が良かったと実感しています。
バイナリーで10万円稼ぐために実践した行動
バイナリーを始めて1年間は、バイナリーオプションで勝つのは難しいと思いつつも、2年目以降には様々なことを実践して10万円程度の利益を安定して稼げるようになりました。
実際に実践して良かったことを、以下で詳しく解説していきます。
スマホではなくPCのみでエントリーをする
月に10万円の利益を達成するまでは、PCとスマホを並行して使い取引している時期が多かったです。
しかし、スマホでの取引はやめてPCのみで取引をするようになってから、安定して勝てるようになりました。
スマホは手軽にエントリーできる便利なツールですが、以下のようなデメリットもあります。
- 銘柄の切り替えがうまくいかず、チャンスを逃しやすい
- 分析までスマホで行うと、相場状況の把握が難しい
PCに向かって取引をする際に比べて、無根拠なエントリーが多く、チャンスを逃すケースも多かったです。
外出先での取引も控えて、自宅でPCに向かって集中して取引をするようになり、安定した収益が得られるようになりました。
取引回数の少ない手法に絞る
バイナリーで月10万円も稼いでいない時期は、とにかく取引回数の多い手法に拘っていました。
しかし、取引回数の多い手法は、勝てば大きな利益になる反面、連敗時のマイナスが多くなります。
チャンスは少ないが取引回数の少ないトレンド相場の逆張り手法に絞ってエントリーをしたことで、月に10万円ほどの安定した利益が出せるようになりました。
チャンスがきたら全てエントリー
10万円も稼げていない時は、〇〇円の利益が出たら今日の取引は終わりと考えてトレードしていました。
負けた場合も同様で、〇〇円負けたら今日は終わりと考えて、残高の安定化を図っていたのです。
しかし、翌日になって取引を終了した後のチャートを見ると、絶好のチャンスが来ていたという、もったいない場面が多くありました。
そこから、チャートを見る時間は取引で得た損益に関わらず、チャンスが来たら全てエントリーしようという思考に切り替えたのです。
当然負けることもありましたが、勝率は徐々に上がっていき、月ベースでは安定した利益を出せるようになっていきました。
10万円を安定して稼いだ1日の取引スケジュール
最後に、バイナリーオプションで月10万円稼げるようになった1日の取引スケジュールを紹介します。
時間帯ごとに行っていた具体的な手法も解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
午前中~正午まで:クロス円通貨に絞って取引
仕事休みなどで、午前中の7時台~正午まで時間がある日は、クロス円通貨に絞って取引をしていました。
日本時間は各通貨での流動性が低いので、USD/JPYやEUR/JPYのようなメジャー通貨に絞って取引を行っています。
午前中は、USD/JPYやEUR/JPYのような通貨ペアで、上図のような小さい反発をしながらも上昇するといったトレンドが発生する場合があります。
波をつけながら上昇し、上昇過程で高騰してきた黒○のようなポイントで逆張りエントリーを行っていました。
チャートは1分足で表示して、5~10分程度の判定時間を狙う流れです。
銘柄も絞っているので、必ずチャンスがあるというわけではなく、1回もチャンスがないという場合も多くありました。
夕方15時~21時まで:取引を一旦休む
日本時間の15時くらいになると、ヨーロッパ市場の開場に伴い取引量が活発になります。
しかし、夕方は極端なトレンドを形成するため、逆張り勝率の落ちる時間でもあります。
そのため、15時(冬時間は16時)~21時くらいまでは、基本的に取引をしていません。
21時以降:通貨を絞らずトレンド相場を狙う
21時以降に入ると、アメリカ市場の開場によりチャンスが増えます。
夕方ほど極端なトレンドは出にくいので、バイナリーオプションで逆張りを狙うチャンスが多い相場です。
日中相場では、小刻みに反発をしてトレンドが形成されるケースが多いですが、夜の時間帯は上図のようなトレンドを狙います。
1分足で表示させたチャートで、1回目の上昇→小さく反発→2回目の上昇で逆張りを仕掛ける流れです。
黒い○のような急騰を見せたタイミングでエントリーを行います。
日中のように銘柄は絞らず、チャンスがきたら全ての通貨で狙って取引を行いました。
0時以降の深夜帯:レンジでの少ないチャンスを狙う
次の日が仕事休みで深夜帯に取引できる金曜日などは、レンジ相場を狙っていました。
日中や夜時間ではレンジ相場でのエントリーチャンスが多くなるので避けていましたが、深夜帯は極端にチャンスが少ないです。
チャートは5分足で表示させて、レンジ内の高安値を大きく更新してきた矢印のようなポイントで逆張りを狙っています。
ローソク足のサイズが極端に小さい場合は狙わずスルーします。
チャンスが来るのはごく稀で、1日に1~2回チャンスが来れば良いほうです。
バイナリーオプションの勝てる時間帯は別記事でも解説していますので、よければ参考にしてください。