ザオプション(theoption)で口座凍結される原因と対策を解説
海外バイナリーオプションのトレーダーは、様々な要因で口座凍結に合い、取引ができなくなっている方も少なくありません。
人気のバイナリーオプション業者であるザオプションでも、一部のユーザーには口座凍結の措置をとっています。
本記事では、ザオプションで口座凍結になる要因や対策方法について解説していきます。
ザオプションで口座が凍結すると起きること
ザオプションで口座が凍結すると、以下のようなリスクがあります。
- ザオプションでの取引が一切できなくなる
- 出た利益の没収
- 最大で返金手数料10%が没収される
まず前提として、口座が凍結されるとザオプションにおける全ての機能が利用できなくなります。
口座管理はもちろん、取引なども一切できません。
ザオプションの登録には本人確認が必須となるため、再登録時でもすぐに凍結した方の再申し込みであると発覚します。
また、出た利益に加えて最大で10%の返金手数料が没収されるケースもあります。
悪質な不正とみなされれば、入金額までも没収をされる可能性もあるので、絶対に不正はしないようにしましょう。
ザオプションで口座凍結に該当する禁止事項
ザオプションは、海外バイナリーオプションの中でも安全性が高い会社です。
そのため、悪質な口座凍結や出金拒否は行わないと言えるでしょう。
しかし、一部の不正を働いたユーザーに対しては口座凍結の措置をとるケースもあります。
具体的な不正の内容について見ていきましょう。
自動売買ツールやコピートレードの使用
ザオプションでは、自動売買ツールの利用が禁止されています。
海外FXなどでは一般的な自動売買ですが、ザオプションでの利用はリスクしかないので注意しましょう。
SNSやネット上では、禁止されていると知りながらも自動売買ツールの購入を促す悪質な業者もあります。
自動売買を使用すると、不正による凍結に合います。
自動売買は手動では考えられない高速取引や、24時間稼働していることから、すぐに発覚してしまうものです。
ばれないと安易な気持ちで使用すると、凍結や残高の出金拒否のような措置を取られる可能性もあります。
自動売買だけではなく、コピートレードなどで自動的な取引を行うのも禁止です。
レート遅延やサーバーエラーを利用した取引
ザオプションのプラットフォームでは、一時的なサーバーエラーやレートの遅延が発生するケースもあります。
MT4などで他社の提供する価格動向をチェックして、遅延やエラーを狙って稼ぐ方は多いです。
しかし、上記のような行為もザオプションは認めておらず、不正として対処されます。
また、業者側はサーバー遅延やエラーで稼いだ方を簡単に特定可能です。
間違えてエントリーした場合はまだしも、意図的に大金を稼いだ場合は厳しい措置が取られるでしょう。
エントリーポイントを共有し合う集団取引
ザオプションでは、集団取引という行為も禁止しています。
自動売買やサーバーの遅延に比べて、集団取引を行っている方はとても多いので注意してください。
現在、ザオプションで口座凍結に合った方の多くが集団取引で稼いだ方である可能性は極めて高いです。
SNSやネット上では、バイナリーオプションのライングループやテレグラムでエントリー共有をしませんか?といった勧誘が多く存在します。
しかし、複数人で同じエントリーをすること自体が集団取引に該当するため、発覚した時点で口座凍結に合いやすいです。
仮に集団取引で稼いでいない場合でも、口座凍結になる可能性は充分にあります。
他者口座の不正利用
ザオプションでは、1人につき保有できる口座は1つまでと決まっています。
そのため、他者の口座を使用して取引をすると禁止行為に該当します。
口座凍結された方の多くは、友人や家族などの口座を使って取引を再開する傾向にあります。
こちらの行為に関しても、稼いでいないにも関わらず凍結措置に合うといった可能性も充分にあります。
口座凍結をした方が、他者口座を欲しいがために甘い誘い文句で勧誘するケースも多いです。
ボーナスの不正取得や利用
ザオプションでは、定期的に豪華なボーナスキャンペーンを実施しています。
これらのボーナスを、本人確認書類の偽造や個人情報を偽って不正に取得する行為は禁止です。
意図的かつ、かなり悪質な行為に該当することから、厳しい措置が行われます。
ボーナスを使って大金を稼いだ場合はもちろん、稼いでいない場合でも口座凍結や出金拒否になる可能性が高いです。
また、極端に悪質と判断されれば、稼いだ額だけでなく入金した金額の分まで出金できない可能性があります。
ザオプションで口座凍結されないための対策
ザオプションの取引で注意したいのが、不正疑いの段階でも口座凍結の措置をとる可能性があるということです。
禁止行為について問い合わせた際も、「以下のいずれかに該当すると判断された場合は意思に関係なく当社のマネージメントポリシーにより今後取引できなくなる場合がございます。」と回答されています。
疑われやすい取引の例を以下で紹介するので参考にしてみてください。
複数デバイスや環境を変えての取引
ザオプションで取引する際は、複数デバイスの使用は控えた方が良いです。
取引をする際にデバイスが変わっていると、「口座所有者ではない異なる人物が取引しているのでは?」と疑われる可能性があります。
また、基本的には自宅での取引を行い、度々環境を変える行為も推奨できません。
環境を変えて取引すると、そのたびにIPアドレスが変わってしまいます。
ザオプションはユーザーがログインしたIPアドレスから他者口座の利用をしていないか監視している可能性が高いです。
そのため、仮に口座所有者本人が場所やデバイスを変えて取引しているにも関わらず、ザオプション側から疑いをかけられ口座が凍結してしまう懸念があります。
連打で複数ポジションを保有
取引をする際に、連打で複数ポジションを保有するクセがある方は注意です。
ザオプションでは、特に連打でのエントリー自体は禁止していません。
しかし、連打のような行為は自動売買ツールの使用を疑われる可能性があります。
自動売買では希望価格での約定を試みるため、1回のエントリーチャンスで何度もエントリーするものが多いです。
急騰急落時やエントリーが集中しているような約定拒否の発生しやすい場面で連打をする方は多くいます。
健全な取引をしている方であっても、連打により自動売買の使用が疑われて口座が凍結する可能性は充分あるでしょう。
1日の大半の時間を取引に割く
ザオプションで、1日の大半の時間を取引に割くという行為も危険です。
通常、1人のトレーダーが取引に割ける時間には限度があります。
しかし、睡眠を削ってまで24時間近く毎日のように取引をすると、不正行為を疑われるでしょう。
自動売買ツールを稼働している、または第三者を含む複数人で1つの口座を運用しているといった疑いがかけられやすいです。
どんなに時間がある方でも、取引をする時間は限定して口座凍結のリスクを回避することが重要となります。
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