ティックチャートで30秒バイナリーオプションは攻略できる!活用方法を解説
バイナリーオプションの取引では、MT4やMT5でローソク足を駆使した分析が一般的です。
しかし、一部のトレーダーにはティックチャートを用いた短期取引を行うトレーダーもいます。
本記事では、ティックチャートを使ったバイナリーオプションの取引方法を詳しく解説していきます。
ティックチャートとは
ティックチャートの定義は以下の通りです。
一定期間の価格変動をラインで表示するチャートの事。
海外バイナリーオプションで日本人人気No1のハイローオーストラリアでは、以下のような価格推移が表示されています。
価格変動が一本の黄色い線で表示されていますが、上記のようなチャートをティックチャートと言うのです。
そのため、別途MT4やMT5のチャートを見て分析するのが一般的なのだ。
しかし、バイナリーオプションやFXのスキャルピングのような短期取引では有効とされているチャートでもあり、一定数のトレーダーがティックチャートのラインだけを見て売買の判断をしています。
ラインチャートとの違い
ティックチャートは、MT4/MT5に搭載されているラインチャートによく似ています。
ラインチャートはMT4/MT5の通貨ペアを開いた画面で、画面上部のラインの項目をクリックすれば表示可能です。
ラインチャートは指定した時間内の終値を結んだチャートです。
対してティックチャートは、直近価格に沿って敏感に変動するチャートを指します。
ハイローオーストラリアなどのチャートはラインチャートではなくティックチャートに分類されており、短期間での俊敏な価格変動を探るのに有効とされているのです。
ちなみに、MT4やMT5でも「気配値表示」→「通貨ペアを選択」→「ティックチャート」の順に選択をすることで、ティックチャートの閲覧ができます。
バイナリーオプションにおける30秒取引などの超短期売買では、終値だけを結ぶラインチャートよりもティックチャートの方が有効とされています。
ティックチャートの活用方法
次に、ティックチャートの活用方法を紹介していきます。
バイナリーオプションでティックチャートを活用する際は、30秒取引のような超短期での判定が有効とされています。
30秒バイナリーオプションの攻略法は別ページでもまとめておる。
良ければ読んでくだされ。
ティックチャートを活用したい方は、ハイロー.comやBi-winningようなティックチャートを提供している会社から取引をすると良いです。
具体的な活用方法を3点見ていきます。
ラインブレイクからの逆張り
まず紹介するのは、ラインブレイクからの逆張りについてです。
ティックチャートを活用したラインブレイクでは、為替相場において意識される価格帯を狙っていきます。
上のチャート図のように、為替相場では一度付けた価格に対して再挑戦してきた時、ラインの価格や少し抜けたポイントで反発をする修正があります。
この反発をティックチャートでも狙って行くという方法です。
まず、ハイローオーストラリアなどのティックチャートで、意識されている高安値がないかをチェックしておきましょう。
30秒の取引画面を見て、数回反発をしている価格帯がないかを確認します。
上のチャートのように、複数回同じ価格で反発しているかどうかがポイントです。
ハイローオーストラリアの取引画面では実際に線が引けないので、自身の目で意識されている価格帯がないかをチェックしておきましょう。
上図のように、意識されている価格帯を急にブレイクしたら逆張りのエントリーをしていきます。
例では、急騰による高値更新なので、逆張りローエントリーが有効です。
結果的にすぐ反発して勝てていることが分かります。
30秒のような短い時間軸ではラインでしっかり反発する可能性の方が低いので、ラインを大きくブレイクしたポイントを狙って行くと良いでしょう。
トレンドラインからの反発
次に紹介するのは、ティックチャートを用いてトレンドラインの反発を狙った方法です。
為替相場ではトレンド相場を形成した際に、トレンドの価格に沿ったラインで反発をする傾向があります。
この習性をバイナリーオプションのティックチャートに置き換えて分析をしていきます。
30秒表示したチャート画面で、小さなトレンドが発生していないかを確認しておきましょう。
白い線でトレンドラインを引いていますが、前述したようにハイローオーストラリアの取引画面上には線が引けないので、自身の目で確認をしておきます。
上図では上昇トレンドを形成しているので、トレンドラインを下回った際の逆張り(ハイ)を狙っていきます。
上昇過程で一時的に下落を決めてきたら、瞬時に逆張りのエントリーを仕掛けていきます。
すぐに反発してしまうおそれもあるので、エントリーができなかった場合はスルーをしましょう。
5分足や15分足などで同通貨を表示させて、上のような上昇トレンド過程であると「ハイエントリー」が強いと仮定することができます。
ティックチャートで短期トレンドを狙う前に、比較的長い時間足で相場の方向性を確認しておきましょう。
一時的な急騰を見せたので、急騰後の反発を狙った逆張りローエントリーが有効です。
急騰した瞬間でも問題ないですが、瞬間では高値ではなく上昇過程でエントリーしてしまう可能性もあるので、資金管理をして複数エントリーをしましょう。
高値になるにつれてエントリー額を上げていき、トータルで1回のエントリー金額になるよう調整していくと良いです。
ティックチャートはエントリー精度が低い
最後に、バイナリーオプションでティックチャートを使う際の注意点を紹介していきます。
まず、ティックチャートを用いた分析はエントリーの精度が低いです。
そのため、初心者の方が安易に手を出してしまうと、大損をしてしまう可能性があります。
30秒ほどの短期売買で狙っていくので、通常の取引に比べてだましが多いことも特徴です。
また、勝ててもまぐれである可能性があり、連敗する確率も高まってしまう。
ギャンブル性も高いので、まずはテクニカル分析を極めて行くと良いでしょう。
エントリーチャンスを逃しやすい
ティックチャートでは少しの価格変動を狙っていく方法が主流ですが、短期売買という性質上から取引チャンスを逃しやすくなってしまいます。
また、ティックチャートでは急変動を狙うと反発が見込みやすいですが、短時間で大きく動いた際は約定拒否に合う可能性もあります。
約定拒否だけではなく、約定のずれによって負けるおそれもあるので注意しなくてはいけません。
相場分析の能力が身に付かない
ティックチャートでの分析は、インジゲーターなどで相場分析を行うテクニカル分析とはかけ離れています。
仮にティックチャートでの経験を積んだとしても、相場分析の能力は身に付きません。
ティックチャートのみを使った取引は、あくまでもチャートの変動傾向やクセを見抜いた取引です。
相場分析を1から極めて知識を付けたい方は、様々なインジゲーターの性質を理解したうえでテクニカル分析から始めてみると良いでしょう。
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