モンテカルロ法をバイナリーオプション攻略する方法をわかりやすく解説
カジノのベッティングシステムはバイナリーオプションに応用可能です。
モンテカルロ法はもその一つです。
この記事では、モンテカルロ法を使ったのバイナリーオプション攻略法を解説します。
モンテカルロ法とは
モンテカルロ法とは、カジノで利用されるベッティングシステムです。
数列と決められた法則によって掛け金を決定します。
バイナリーオプションでは、カジノで利用されるベット手法を用いる人が多くいます。
モンテカルロ法は、バイナリーオプション取引に関してのみで言えば、マーチンゲール法ほど多く取り入れられている手法ではありません。
主に3倍配当で利用される手法であることが理由です。
とはいえ、2倍の配当でも利用ができることから、バイナリーオプションに応用することが可能なのです。
モンテカルロ法の進め方
まず紙とペンを用いてください。その紙に【1・2・3】と記載をします。
掛け金の決め方は簡単です。メモにかかれた数字の両端を足すことで決定されます。
123
つまり今回は、、メモの両端にかかれている「1+3=4」が掛け金でござる。
バイナリーオプションで利用するのならば、4千円の掛け金になります。
最初のエントリーで勝利できればそのまま利益になることからモンテカルロ法は一旦ここで終了です。
問題は負けた時です。
負けた時は、メモにかかれた数字を1ずつ増やしてきましょう。
- 【1・2・3】両端の「1+3=4千円」を掛ける⇒負け
- 【1・2・3・4】両端の「1+4=5千円」を掛ける⇒勝ち
- 両端の数字2つを消したら数字がなくなるため終了
勝利したら、両端2つの数字を削除しましょう。
2連敗したときのメモは【1・2・3・4・5】です。
このメモから両端2つを消します。
すると3だけが残ることからモンテカルロ法はここで終了です。
メモの数字が無くなる、もしくは1つになればモンテカルロ法は一旦終了です。
- 1回目で勝利する
- メモの数字がなくなる
- メモの数字が1つになる
連敗のあと勝ち、また負けた場合
3連敗した時のメモは【1・2・3・4・5・6】です。この場合、4戦目の掛け金は7千円。
勝つと両端2つの1・2・5・6を消すので、メモには【3・4】が残ります。
負けるとメモには7を追加を追加しましょう。
次の数字は【3・4・7】の数字が記載されます。次の掛け金は「3+7=1万円」です。
モンテカルロ法では、数字が無くなるか1つになれば最終的に必ず利益がでます。
モンテカルロ法はバイナリーオプションに活用できる
モンテカルロ法は、3倍の配当で利用される手法です。
バイナリーオプションでペイアウト率が3倍は存在しないため、基本的なモンテカルロ法ではバイナリーオプションに活用することができません。
試行回数 | 数列 | 賭け金 | 勝敗 | 利益 | 記入後の数列 | 累計収支 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 2 3 | 4,000円 | 負け | -4,000円 | 1 2 3 4 | -4,000円 |
2 | 1 2 3 4 | 5,000円 | 負け | -5,000円 | 1 2 3 4 5 | -9,000円 |
3 | 1 2 3 4 5 | 6,000円 | 勝ち | 12,000円 | 3 | -3,000円 |
上の表のように、数字が一つになっても累計収支はマイナスです。
バイナリーオプションでモンテカルロ法を使用するためには工夫が必要です。
2倍の配当で利用する場合は、勝利したときに消す文字を両端の2つずつではなく、1つずつにして計算をします。
試行回数 | 数列 | 賭け金 | 勝敗 | 利益 | 記入後の数列 | 累計収支 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 123 | 4,000円 | 負け | -4,000円 | 1234 | -4,000円 |
2 | 1234 | 5,000円 | 負け | -5,000円 | 12345 | -9,000円 |
3 | 12345 | 6,000円 | 勝ち | 6,000円 | 234 | -3,000円 |
4 | 234 | 4000円 | 勝ち | 4,000円 | 3 | 1,000円 |
上の表のように、配当が2倍であれば1セットが終われば必ず利益がでます。
3倍配当のやり方では破綻しますが、左右の数字を消す数を調整することによりバイナリーオプションでもモンテカルロ法が利用できます。
ペイアウト率に注意
しかし、バイナリーオプションの配当は2倍より低いことがほとんどです。
もしバイナリーオプションでモンテカルロ法利用をするのならば、より2倍に近いペイアウト率のオプション取引を選択することをおっすすめします。
ペイアウト率を考慮すると、モンテカルロ法を利用するのにおすすめなのがハイローオーストラリアTurboの30秒取引、ペイアウト率1.95倍ではないでしょうか。
試行回数 | 数列 | 賭け金 | 勝敗 | 利益 | 記入後の数列 | 累計収支 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 123 | 4,000円 | 負け | -4,000円 | 1234 | -4,000円 |
2 | 1234 | 5,000円 | 負け | -5,000円 | 12345 | -9,000円 |
3 | 12345 | 6,000円 | 勝ち | 5,700円 | 234 | -3,300円 |
4 | 234 | 4000円 | 勝ち | 3,800円 | 3 | 500円 |
試行回数が増えるとペイアウト率が2倍を下回るため計算のずれが大きくなりますが、1セットを短期間で終わらせることができれば十分利益を回収できます。
また、ハイローオーストラリアでは2024年7月より15秒取引が提供されています。
15秒取引では通貨ペアで2.00~2.10倍のペイアウトが付くので、モンテカルロ法をしたい方は試してみると良いでしょう。
モンテカルロ法のメリットとデメリット
モンテカルロ法のメリットとデメリットを考えてみましょう。
良い資金管理法ではありますが、明確な欠点もあります。
掛け金で悩まなくて済む
バイナリーオプションでモンテカルロ法を利用するメリットは資金管理がシンプルになりわかりやすくなることでしょう。
モンテカルロ法を利用することで、掛け金のルールが固定されます。
メモ帳に記入した数字で金額が決まることから、複雑に考える必要はありません。
連敗しても、熱くなる感情を防ぐ効果もあり、無謀な掛け金で取引をすることがありません。
モンテカルロ法に則ったルールを守ればいいという考え方は、非常にシンプルです。
長引けば利益を出せない
バイナリーオプションでモンテカルロ法を利用した場合、勝負が長引けば、最終的にマイナスになることもあり得ます。
ペイアウト率1,95倍でシミュレーションしてみましょう。
試行回数 | メモ | 掛け金 | 損益 | 勝敗 | 累計損益 |
---|---|---|---|---|---|
1戦目 | 【1・2・3】 | 4,000円 | -4,000円 | 負け | -4,000円 |
2戦目 | 【1・2・3・4】 | 5,000円 | -5,000円 | 負け | -9,000円 |
3戦目 | 【1・2・3・4・5】 | 6,000円 | -6,000円 | 負け | -15,000円 |
4戦目 | 【1・2・3・4・5・6】 | 7,000円 | 6650円 | 勝ち | -8,350円 |
5戦目 | 【2・3・4・5】 | 7,000円 | 6650円 | 勝ち | -1,700円 |
6戦目 | 【3・4】 | 7,000円 | -7,000円 | 負け | -8,700円 |
7戦目 | 【3・4・7】 | 10,000円 | -10,000円 | 負け | -18,700円 |
8戦目 | 【3・4・7・10】 | 13,000円 | 12,350円 | 勝ち | -6,350円 |
9戦目 | 【4・7】 | 11,000円 | 11,000円 | 負け | -17,350円 |
10戦目 | 【4・7・11】 | 15,000円 | 14,250円 | 勝ち | -3,100円 |
上記の取引では、最後に7が残りました。
モンテカルロ法は終了した時に利益が出ているはずですが、損益がマイナスになってしまっています。
バイナリーオプションでペイアウト率は基本的に2倍未満のため、1セットが長引くとずれが大きくなります。
低いペイアウト率では利用できない
先ほど解説した10戦目はたとえペイアウト率1.95倍のバイナリーオプション取引でも、-3,100円の結果の結果に終わりました。
ペイアウト率がさらに低くなれば、損失額はどんどん大きくなります。
現実的に考えて、1.95倍未満のペイアウト率ではずれが大きくなりすぎることからモンテカルロ法は使用できません。
ペイアウト率の高い15秒や30秒取引で使用できる手法と考えておきましょう。
多めの資金が必要
モンテカルロ法では一番最初のエントリー金額が4000円からスタートします。
金額を少なくすることは可能ですが、計算が煩雑になってしまうためあまりおすすめしません。
4,000円未満でスタートすると、どうしても小数点の計算が必要になってしまいます。
連敗するとエントリー金額を増やす必要が出てくるため、資金が少なすぎると早々に破綻します。
最低でも5万円、可能であれば10万円程度の資金を用意したうえでモンテカルロ法を始めるようにしましょう。
モンテカルロ法でバイナリーオプションを攻略してみた
それでは、モンテカルロ法を利用してハイローオーストラリアで取引を行ってみます。
100万円の口座残高が1万円を基本ベースで取引することでいくら増えるでしょうか。早速試してみましょう。
最初は【1・2・3】なので4万円でのエントリーです。結果、負けてしまいました。次の取引に移ります。
メモは【1・2・3・4】両端を足して5万円でエントリーを行います。見事勝利をしました。口座残高も1,007,500円です。
しかしまだ数字が残っているため、モンテカルロ法を継続します。
先ほどのメモから1と4が消えるので、メモには【2.3】が残っています。そのため5万円で取引をおこないましたが、結果は負けてしまいました。
口座残高も957,500円に減少です。当初の1,000,000円を割ってしまいました。
メモは【2・3・5】と負けたため数字が追加されます。両端を足し7万円でエントリーを開始しますが残念、ここでも負けてしまいました。残高は887,500円です。
メモは【2・3・5・7】となりました。ここでは9万円で取引を行います。見事勝利、残高が973,000円になりました。
メモは【3・5】です。8万円でエントリーを行いました。結果は、負けです。残高は893,000円になりました。
メモは【3・5・9】です。ここでは11万円エントリーをしなければいけません。
見事勝利を収めることができました。しかし、口座残高は997,500円です。2,500円の損益を出してしまいました。
メモには【5】しか残っていませんのでここで終了です。
プラスになったら止める、この方法をプラスすれば、モンテカルロ法は成功でした。攻略方法に、プラスで止めるを追加しましょう。
しかし今の取引では、モンテカルロ法で攻略したことにはなりません。仕切り直しましょう。
口座残高1,000,000万円にもどして再スタートです。
モンテカルロ法の再スタートなので、メモは【1・2・3】つまり、4万円でのエントリーを開始します。結果は負けてしまいました。
次は【1・2・3・4】なので5万円でのエントリーです。負けてしまい、残高は910,000円です。
【1・2・3・4・5】なので6万円を利用します。ここでも負けてしまい3連敗、残高は850,000円です。
【1・2・3・4・5・6】7万円でのエントリーです。ここでは見事勝利ができました。残高も916,500円に上がります。
メモは両端が無くなり【2・3・4・5】です。7万円でのエントリー、見事勝利できました。残高も983,000円です。
メモは【3・4】ついに最後の勝負です。足して7万円でエントリーを開始しました。見事勝利です。口座残高も1,049,500円となり、49,500円の利益がでました。
モンテカルロ法を攻略する方法は、最後に数字を残さずきれいに終わることと、利益がでたら止めることのようです。
もともとは3倍の配当で利用される手法、試しながらルールを変更するしかありません。
今回はハイローオーストラリアのデモ口座を利用して攻略を模索しました。基本はモンテカルロ法をベースにして、利益が出る方法を模索しましょう。
負けるリスクと資金をどんどん注ぎ込まなければいけないので、初心者にはモンテカルロ法ではなく、少ない資金でコツコツ取引する方がいいかもしれませんね。
デモ取引で自分に合っている攻略かどうか試してみるのもいいでござるよ。
【重要】モンテカルロ法にも分析が必須
モンテカルロ法自体は資金管理の手法ですが、モンテカルロ法を使う際も分析は必ず行うようにしましょう。
分析をせずにやみくもにエントリーすると勝率も下がるので、期待値を上げていくことが重要です。
分析をして期待値を上げることで、効果的なモンテカルロ法につながります。
また、100%利益を出せるというわけではないので、通常の取引と同様にコツコツと手法の研究を行っていくと良いです。
短期取引でトレンドを狙うと効果的
モンテカルロ法のポイントは、最初に2敗すると終了する点です。
そのため、以下に最初で連勝をするかが重要になります。
モンテカルロ法では、短期取引でトレンド相場を狙うと効果的です。
波の少ないトレンド発生であれば、順張りで効果的に勝率を上げられる可能性があります。
また、短期での売買を狙うことで、瞬時に勝負をすることができ、モンテカルロ法のような取引回数が多い手法でも効果的です。
トレンド専用のインジゲーターなどを使用して、効果的に利益を上げていきましょう。
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